2022年8月27日と28日の2日間、大阪府岸和田市にて開催された「2022ジャパンカップ / JOCジュニアオリンピックカップ BMXレーシング」。
2021年に初開催され第2回目となった今大会。エリートからキッズまで幅広いカテゴリー・クラスでのレースが実施された。
JCFより公開されたプレスリリースをもとに、本大会の様子とリザルトをお届けしていく。
大会概要
大会名:
・『ジャパンカップ BMXレーシング 2022』
・『JOC ジュニアオリンピックカップ BMXレーシング 2022』
以上2大会を同時開催
日程:
8月27日(土)ジャパンカップ BMXレーシング 2022
8月28日(日)JOC ジュニアオリンピックカップ BMXレーシング 2022
開催地:
「サイクルピア岸和田 BMXコース」(大阪府岸和田市春木若松町22-38)
ジャパンカップ BMXレーシング 2022(初日)
初日のジャパンカップでは、男女ともに「ジュニア、U23、エリート」の3カテゴリーを統合した「チャンピオンシップカテゴリー」として開催。
国内トップレベルの選手が一堂に会すため、全日本選手権とは異なるものの、日本一を決める一戦となった。
男子では本大会開場を活動拠点としていた島田遼が、1週間前に獲得したアジア選手権でのタイトルに続き、今大会でも優勝を飾った。
女子では、同じく本大会会場をホームコースとしている地元・岸和田市出身の酒井亜樹が優勝。2年連続となるジャパンカップのタイトルを持ち帰る結果となった。
男子チャンピオンシップ
予選では、大会前週にアジア選手権タイトルを獲得したばかりの島田遼と、初代タイトルを獲得している増田優一が好調をアピール。それぞれ準決勝を1・2位のタイムで突破し決勝へ進出。
決勝では1番内側のコースを選択した島田遼が先頭に立ちレースをリード。2番手で追従するのは現在コーチなども兼業している吉村樹希敢。
元日本チャンピオンであり先輩でもある吉村が、意地をかけて猛追する展開に。
しかし終始順位は変わらず、島田が第2回大会のタイトルを獲得。2位には僅差で吉村が入り、3位はジュニア1年目の若手17歳ながら、アジア選手権でもジュニアタイトルを獲得した木内彪凱という結果となった。
昨年覇者の増田はスタートでのミスが響き、悔しくも4位でレースを終えた。
島田遼コメント
久しぶりの参戦となった国内大会で、特徴的なコースの攻略や、会場の雰囲気などプレッシャーのかかる大会でしたが、アジア選手権同様にスタートをしっかり決めることができて勝ち切れたことは嬉しく、さらなる自信に繋がりました。
自身のチームも応援してもっているToyoTiresがトップスポンサーになっている大会でもあり、チームメイトの吉村樹希敢くんとワンツーフィニッシュを決められ、最高のレースになりました。