Jプロツアー所属のロードレース選手たちによる、バンクでの白熱した全く新しいレースシリーズ「バンクリーグ」。開幕戦であるRound1が8月23日に名古屋競輪場にて開催されたが、早くもRound2が三重県・松阪競輪場で開催される。

Round1では雨の中の開催でシマノレーシングが優勝、宇都宮ブリッツェンが準優勝となった。

記念すべき1戦目を「完全制覇」シマノレーシングが優勝/バンクリーグ Round1

ちなみにバンクリーグの公式フォトグラファーは過去にMore CADENCEフォトコンテストで優勝したにしむら氏だ。本記事ではRound1の際ににしむら氏が撮影した写真で各チームをご紹介する。

【結果発表】自転車との瞬間フォトコンテスト

Round2出場チーム紹介

愛三工業レーシングチーム

7月にリニューアルオープンしたクラブハウスを愛知県大府市に構え、2019New Zealand Classicステージ4位になるなど、ロードレースにおいてはスピード系の選手が多く在籍しているチーム。2019年は、更にスピードを磨くためトラック競技にも参戦。

宇都宮ブリッツェン

栃木県宇都宮市を拠点とした日本初の地域密着型プロロードレースチーム。レースだけでなく、自転車安全教室などの地域貢献を積極的に展開し、開催している自転車教室の参加者が累計5万人を達成している。また、『バンクリーグ』創設に向けたプレイベント『トラックフェスティバル2018』の王者でもある。Round1では準優勝。

キナンサイクリングチーム

昨年の全日本選手権ロードレース/ツアーオブジャパン個人・団体総合それぞれで優勝を果たしたキナンサイクリングチーム。タフなレースを得意としている選手が多いので、スタミナ勝負の逃げていくスタイルがKINANの強み。強みを生かした前へ前への積極的なレース展開を見せてくれるのか。

シマノレーシング

45年以上の歴史を持った伝統あるチーム。メンバーの入部正太朗選手が2019年の全日本選手権ロードレースの覇者だ。また、トラック中距離種目ナショナルチームに在籍する一丸尚伍も所属している。トラックレースでの絶対的スピードと瞬間的判断力がロードレースにおいても必要という考えを持っており、バンクリーグ優勝は通過点のようだ。Round1での優勝はこのチーム。ちなみに写真の一丸尚伍選手はRound1の翌日に伊豆に向かい、2019ジャパントラックカップⅡにも出場している。

チームブリヂストンサイクリング

バンクを主戦場とする選手を多く擁するチーム。中距離トラックナショナルチームの選手も多く、窪木一茂や橋本英也も所属している。個人だけでなくチーム成績も2018年全日本選手権ロードタイムトライアル優勝、2019年TOJ区間優勝とロードシーンでも強さを持つ。

マトリックスパワータグ

2019 Ronda Philipinasではチーム総合優勝、2019 TOUR OF JAPANではチーム総合2位、2019 TOUR DE KUMANOではチーム総合優勝と、2019年も好調なマトリックスパワータグ。Round1出場チームでもっとも海外選手が多く、他チームとは異なるレースを見せてくれそうだ。

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