黒枝咲哉選手 インタビュー
Q：優勝おめでとうございます。逃げが大きく先をゆく展開でしたが、捕まえられる自信はありましたか？
正直、行かれてしまったと。展開を作って戻るしかないなと。しっかりチームのメンバーが走って、全員が100％を出せて勝てたので良かったです。
Q：チームの意志として「捕まえて勝つ」ということだったのでしょうか？
はい。僕たちはスプリンターチームとして、あのような形に慣れています。兄の士輝が司令塔となって全体を引き始めた時から、会話をすることなく、いつものヤツが始まったという感じです。早く捕まえて、最後のスプリントに備えるというのがチームの意志でした。
Q：その体制でスピードを上げて、最後の半周では2人となりました。その時点では勝てる確信はありましたか？
確信はしないですが、勝しかないですし、いつものスプリントを出すしかないといったところで、完璧な状態ではありました。
Q：自分が1着になっても、後ろの順位次第で優勝が変わってしまう可能性もありました。
最後の発射台の西原を残すように走っていましたし、流石に3位か4位には入っているだろうと思っていたので大丈夫だろうと思っていました。ですので、（1着で入った時には）勝ったということはほぼ確信しました。
Q：この優勝でほっとしたというところでしょうか？
3連覇が掛かっていたので、しっかり優勝するように、作戦を練っていましたし、個々がしっかり走れば勝てると思っていましたが、安心しました。びびりまくってました。
バンクリーグは観やすいレースですし、観客の皆さんも盛り上がるので、どうやって盛り上げるのか等を考えながらレースをしました。今後、僕らも運営側と相談しながら、このレースが更に盛り上がっていくために協力をしていきたいと思います。
石倉龍二選手 インタビュー
Q：3レース目のVC FUKUOKAとのレースは、チームとしての作戦だったのでしょうか？
チームとしてはVC FUKUOKAの動きに応じてマンツーマンで付いて、1対1になったら負けない、でした。VCさんの作戦が飛び出してラップというところだったと思います。思ったより後ろが遅かったので、ラップをしたというよりは、ラップをしてしまったという感じでした。
※ここから沢田選手の乱入
沢田：注目で言った通りだったと思いません？
筆者：確かにその通りでした。
沢田：WINSPACEの社長でスパークル大分のサプライヤーをしてくれていて、選手なんです。凄すぎません？
筆者：えっ？それってやり過ぎじゃないですか（笑）？
石倉：今回が公式戦のデビューでした。今後はトラックのみに出場する形になると思います。
社長でサプライヤーで選手……とんでもない人が加入してきたスパークル大分からは今後も目が離せないだろう。
