【現地レポート4日目】UCIジュニアトラック世界選手権大会

2017世界ジュニアトラック

宿舎と競技場の移動に計画輸送はない

男女各10種目が行われる大会も4日目を迎えた。

3日目のレポート

本日、出場選手は9時30分、出場種目終了選手は11時30分の2便に分かれて競技場へ向かった。競技場との往復シャトルバスは計画輸送されるわけではなく、8名乗りワゴン車を2台予約。1日200ユーロの料金で計算される。

男子オムニアム、予選ポイントレースで集団落車

12時開始の男子オムニアムに出走する24名を決める予選が、ポイントレースで行われた。

日本からは佐藤 健(九州学院高校)が第2組に出場。佐藤は集団にいながらも常に前方キープし積極姿勢である。残り55周回、自ら単独で逃げを試みるが吸収されてしまう。

第1回のポイントをイタリア、韓国、ポーランド、フランスが取って周回を重ねる。第3回目のポイント1点を獲得。残り30周回。佐藤を含む5名でLAPに成功。20点の高得点を挙げ、予選を通過した。

続いて時間を空け、スクラッチに出場。距離は7.5kmである。最終周回、大集団でゴール勝負の中、数名の選手が落車。なんと1名はフェンスの外に自転車ごと放り出されてしまう。佐藤は4位でゴールした。

競技はテンポレースへと進む。4名が先ほどのスクラッチで落車欠場した。

レースは5周回後、先頭競技者のみに1点が与えられ、デンマークの選手がハイスピードで4回連続獲得した。展開としては後ろの集団から単独で前に出るといった中、佐藤は後続でゴール。順位を落としてしまう。

エリミネイション、そしてポイントレースで逆転のメダル獲得を狙うも、14位という結果で終わった。

女子500mタイムトライアル、松本が出場

500mタイムトライアル、本年の日本ナショナルチームジュニアは女子短距離のパフォーマンスが劣り、短距離の派遣は見送った。しかし、直前合宿のトレーニング等で36秒台を出している松本を出場させた。

予選が行われ、上位8名が選出される。松本のタイムは36秒881で17位。決勝では優勝が33秒台(フランスのGROS Mathildeが33秒937)。メダル獲得には34秒台が必要となる。

女子ポイントレース、再スタートを3回行う状況

女子ポイントレース予選が予定されていたがDNS選手があり、決勝のみが第2セッション18時以降となった。選手の多くは出場予定時刻に合わせバンクへ到着するため、出場予定の松井 優佳(南大隅高校)の宿舎出発時刻も変更である。

決勝がスタートし、ローリング中に落車が発生したため再スタート。その後も落車が続き、再スタートを3回行うといた状況であった。予選がなかったため牽制が続く中、スプリント合戦となり、松井は中々参戦できない。

途中単独で逃げを試みるが、一気に集団を引き離すダッシュ力が日本女子選手の課題である。また、集団密度の濃い中で体の接触が起こり、これも国内レースでは起きない状況である。最終順位は13位で終わった。

女子個人パーシュート、2名が出走

個人パーシュート2kmに松本 詩乃(日本体育大学)と、池上あかり(祐誠高校)が出場。池上が2分31秒468で19位、松本が2分32秒460で20位であった。メダル圏内を狙うためには(1000mを)1分10秒台で入り、2分20秒台の走力が必要である。

ジュニア強化育成部会部長 折本 裕樹

原文:公益財団法人 日本自転車競技連盟