オリンピアンが出場

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痛みとの戦い、1kmTTの行方は?

走り終わった選手たちの「苦悶の表情」が隠れた見どころである、1kmTT。全身を鉄パイプで殴られるよう、思いっきり足の小指をぶつけに行くよう……などと表現されている、とにかくとてもキツい種目。

今大会では昨年優勝した新田祐大はじめ、昨年大会記録を更新した寺崎浩平、世界選手権2021でこの種目に出場した(しかも1日で2本走った)小原佑太などが出場。

痛みと苦しみに耐え、日本一となるのは誰なのか、注目だ。

エントリー選手:

深谷知広 Dream Seeker Racing Team
寺崎浩平 チーム楽天Kドリームス
新山響平 チームブリヂストンサイクリング
小原佑太 Dream Seeker Racing Team
新田祐大 Dream Seeker Racing Team
菊池岳仁 JPCA
小堀敢太 京都産業大学
福田健太 中央大学
三神遼矢 日本大学
邊見竜馬 日本大学
今井希 明星大学
吉川敬介 日本大学
堀江省吾 イナーメ信濃山形
市田龍生都 中央大学
小野豪太 早稲田大学
伊藤京介 日本大学
島奨乃 Team ZERO UNO FRONTIER
宮田龍一 鹿屋体育大学
諸隈健太郎 早稲田大学

養成所から選りすぐりの7人が参戦

伊豆で約1年の訓練生活をしている、日本競輪選手養成所の競輪選手候補生たち。この中から、選りすぐりの7人が今大会にエントリーしている。

出場候補生:

中野慎詞
荒川仁
山口多聞
大川剛
太田海也
村田祐樹
近谷涼

早期卒業候補として選出され、ナショナルチームメンバーでもある中野慎詞、同じく早期卒業候補だが競技のレースは初となる太田海也、競輪選手としての訓練を受けている最中だが、中長距離種目にエントリーしている近谷涼など、それぞれ見どころ盛りだくさん。

候補生たちの意気込みはこちらの記事にて紹介している。

競輪選手養成所からも参戦!全日本トラック2021の意気込み

パラサイクリングも同時開催

大会3日目・4日目にはパラサイクリングの全日本選手権も開催。パラリンピックに出場した選手たちが勢揃いして、それぞれのカテゴリで日本一を競う。

もちろん、東京2020パラリンピックロード種目でダブル金メダルを獲得した杉浦佳子も参戦。ぜひその走りを目の当たりにしていただきたい。

12月10日〜13日は全日本トラック

2021全日本トラックは12月10日から13日、伊豆ベロドロームで開催。現地での観戦のほか、YouTubeでの配信も実施される。

日本一を決める戦いをぜひお見逃しなく。

元ナショナルチーム・上野みなみが解説陣に!2021全日本トラックYouTube配信

全日本選手権トラック2021のタイムスケジュール

全日本トラック2021のチケット販売がスタート!伊豆ベロドロームにて開催

『全日本選手権トラック2021』エントリーリスト