毎年年末に実施される『KEIRINグランプリ』。1年をかけて選出された2000人以上の競輪選手の頂点9人による、1年を締め括る頂上決戦だ。
本記事では、過去3年のKEIRINグランプリを振り返っていく。ドラマチックだったあの選手、雪辱を晴らしたいあの選手……過去を振り返ることで、2021年のKEIRINグランプリをより一層楽しもう。
KEIRNグランプリ2018
枠番 | 車番 | 選手名 | 府県/期別 |
1 | 1 | 三谷竜生 | 奈良/101期 |
2 | 2 | 浅井康太 | 三重/90期 |
3 | 3 | 脇本雄太 | 福井/94期 |
4 | 4 | 新田祐大 | 福島/90期 |
5 | 村上博幸 | 京都/86期 | |
5 | 6 | 清水裕友 | 山口/105期 |
7 | 平原康多 | 埼玉/87期 | |
6 | 8 | 武田豊樹 | 茨城/88期 |
9 | 村上義弘 | 京都/73期 |
2018年のKEIRINグランプリは2021年と同じく静岡競輪場で開催された。
優勝者はこの年の賞金獲得ランキングトップでもあった三谷竜生。近畿の4人(脇本-三谷-村上(義)-村上(博))が連携するレースで、脇本の番手から勝利を掴んだ。
表彰式では「私事ですが…」と前置きしつつ、寬仁親王牌の時に亡くなった母へ「母のために優勝するという想いで来ました。母にはありがとうと伝えたいです」とコメント。大きな想いを背負ってのレースでもあった。
また、この勝利によって年間獲得賞金の新記録を更新。2021年まで、この最高獲得賞金額は破られていない。
このレースでは最終周回の3コーナーで村上義弘、平原康多が落車。ボロボロの姿で立ち上がり、執念でフィニッシュラインを越えた平原の姿は観客の胸を打つものだった。
着 | 車番 | 選手名 | 着差 | 上り | 決まり手 | H/B | 個人状況 |
1 | 1 | 三谷竜生 | 11.6 | 差し | |||
2 | 2 | 浅井康太 | 3/4車身 | 11.2 | 捲り | ||
3 | 4 | 新田祐大 | 1/4車輪 | 11.0 | |||
4 | 6 | 清水裕友 | 3/4車身 | 11.6 | |||
5 | 3 | 脇本雄太 | 3/4車身 | 11.9 | HB | ||
6 | 8 | 武田豊樹 | 1 車身 | 11.5 | |||
7 | 5 | 村上博幸 | 1/2車身 | 11.7 | |||
8 | 7 | 平原康多 | 大差 | 落携入 | |||
9 | 村上義弘 | 落車棄権 |
そのほかのKEIRINグランプリ2018の記事はこちら
1/3 Page