KEIRINグランプリ2019

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KEIRINグランプリ2020

枠番 車番 選手名 府県/期別
1 1 郡司浩平 神奈川/99期
2 2 脇本雄太 福井/94期
3 3 松浦悠士 広島/98期
4 4 和田健太郎 千葉/87期
5 清水裕友 山口/105期
5 6 守澤太志 秋田/96期
7 平原康多 埼玉/87期
6 8 新田祐大 福島/90期
9 佐藤慎太郎 福島/78期

郡司-和田の南関東ライン、新田-佐藤-守澤の北日本ライン、松浦-清水の中国ラインは競輪ファンも予想していたところだが、お互い単騎戦かと思われた脇本-平原が連携したことで、大きな話題となった。

この年のグランプリを制したのは和田健太郎。レース後は「郡司がしっかりやってくれたからこそのコースだったと思います」とコメントしており、それが心から出た言葉だということは、フィニッシュ直後に捉えられた写真からも見て取れる。

和田健太郎と郡司浩平、ラインでの勝利した証に掲げた腕/KEIRINグランプリ2020

一方、平原と脇本の連携の中にもドラマがあった。

通常地区が異なれば組むことがない競輪で、しかも近畿と関東を代表する選手が手を取り合う「ドリームコンビ」だけに全国を騒然とさせた。

しかしレース本番では、平原は脇本を援護して失速してしまう。そこで脇本を援護しなければ、勝てたかもしれないのに。

この質問に平原は「他地区で付いているのに、何もせずに最後を差したら自分が最低な選手だと思いますので、それは出来なかったです」と答えた。平原の美学のようなものが見えた一戦だったとも言えよう。

「何もせずに最後は差せない」平原康多が語る連携/『KEIRINグランプリ2020』レース後インタビュー

なお2019、2020と脇本は2年連続で2着。さぞやグランプリに執念を燃やしているだろう……と思われたものの、東京2020オリンピック後に出た腰の不調により、2021年のKEIRINグランプリへの出場は叶わず。来年に期待をかけることとなった。

車番 氏名 着差 上り 決まり手 H/B 個人状況
1 4 和田健太郎 11.0 差し
2 2 脇本雄太 3/4車身 11.5 逃げ HB
3 9 佐藤慎太郎 1/8車輪 10.8
4 6 守澤太志 3/4車身 10.8
5 7 平原康多 タイヤ差 11.5
6 5 清水裕友 1/4車輪 11.3
7 8 新田祐大 1車身1/2 11.2
8 3 松浦悠士 3/4車身 11.6
9 1 郡司浩平 1車身1/2 11.7

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