フランス・ルーベで開催中の『2021世界選手権トラック』。4日目の10月23日には、男子スプリント準々決勝までが実施された。
日本からは、世界選手権初参戦コンビの山﨑賢人と寺崎浩平が出場。2人とも予選突破を果たすが、1回戦目にしてまさかの日本人対決となってしまう。山﨑と寺崎のスプリント勝負を含め、男子スプリント 出場選手の走りをお伝えする。
スプリント
【勝ち上がり】
予選/200mフライングタイムトライアル→1回戦(予選5位~28位)→2回戦(予選トップから4位まではシード)→準々決勝(ここから2本先取)→準決勝→決勝
男子スプリントには、計30人の選手が出場。2020年世界選手権、東京2020オリンピックの両大会で金メダルを獲得し、「世界最強のスプリンター」と呼ばれるハリー・ラブレイセン(オランダ)、ラブレイセンがいるために毎回銀メダルとなっているジェフリー・ホーフラント(オランダ)、現200mフライングタイムトライアル世界記録保持者のニコラス・ポール(トリニダード・トバゴ)、深谷知広と数々の熱戦を繰り広げてきたマテウス・ルディク(ポーランド)など、世界トップのスプリンターたちが顔を揃えた。
日本からは、世界選手権初参戦コンビの山﨑賢人と寺崎浩平の2人がエントリーした。
予選(200mフライングタイムトライアル)
予選トップはラブレイセンで9秒418。ポール、新鋭イアコフレフが続き、ホーフラントは予選6位での通過となった。
山﨑は9秒835で全体の14位、寺崎は9秒979、19位で予選を通過した。
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