決勝/3位決定戦
決勝は、日本を破り勝ち上がったオランダ対、地元フランスのカード。スタートの合図とともに飛び出したオランダとフランスは、1走目から2走目へ、ほぼ同時の交代となった。
しかしオランダの第2走、オリンピック短距離2冠のハリー・ラブレイセンが速度を上げたことでタイム差が開き、さらに第3走のジェフリー・ホーフラントがその差をさらに広げ、全チームで唯一の41秒台を記録して大差の勝利を収めた。
優勝のオランダは41秒979、2位のフランスは42秒550、3位決定戦は対ロシアに勝利したドイツとなり、タイムは43秒141。日本は最終成績を8位とした。
日本チームコメント
小原佑太
今回は各々が不慣れなポジションでのチームスプリントになりましたが、その中で1回戦まで進めたのはよかったと思います。隊列がしっかり整った状態で走れれば43秒台で走ることができると分かったので、次からの良いイメージに繋がると思いました。今回は1走でのベストタイムを出すことができた部分は良かったです。次に繋がるレースになったと思います。
寺崎浩平
1走目のスタートをミスしてしまい、思い通りに走れませんでした。スタートでの課題は色々ありますが、タイム自体はもっと伸ばせるという手応えがありました。
山﨑賢人
とにかく悔しいです。悔しくて眠れないくらい、悔しいです。チームスタッフやファンのみなさんに、ここまで押し上げていただいたのに、結果で答えられなかったことが悔しいです。 それでも本番の緊張感の中、2本走れたのは大きな収穫だと思います。1人でタイムをあげようと思うと難しい部分もあると感じますが、3人でタイムを上げると考えると、限界がないと思うくらい伸び代は感じました。でも、まずは個人的にレベルアップしなければと強く感じたので、そこに照準を合わせてやっていきたいです。