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決勝 オランダ vs イギリス
オランダは、この前の1回戦から第3走をタイムトライアルに強いホーフラントに替え、2020年の世界選手権同様必勝を期す。イギリスは予選から変わらぬメンバーでオリンピック4連覇の偉業に挑む。
第1走はオランダがロイ・バンデンバーグ。イギリスはライアン・オーェンス。スタートからスピードに乗ったのはバックスタートのイギリス。
しかし第2走のジャック・カーリンがスタートのタイミングを外してやや遅れをとる。その影響で第3走のジェイソン・ケニーが更に遅れをとる。イギリスは3人の間隔が大きく開きそれぞれが風圧を受ける最悪の状況になってしまった。
一方のオランダは、理想的な隊形を作りトップスピードに持ち込んでいる。こうなれば勝敗は歴然。結局オランダは、この決勝でもオリンピック記録を更新する41秒369のタイムでフィニッシュ。予選から決勝まですべてがオリンピック記録という圧巻の走りで、金メダル獲得となった。
Text:伴達朗
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チケットホルダー向け新型コロナウイルス感染症対策ガイドライン(Ver.1 2021年6月23日)