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女子チームパシュート予選
オリンピックの出場枠を勝ち取った8チームが臨んだチームパシュート。1番スタートのフランスが4分12秒502。2番スタートのイタリアが4分11秒666と、前回のリオオリンピックでイギリスが記録した4分10秒236の世界記録に迫る好タイムが続出する。
そして3番目にスタートしたのはドイツ。ドイツは最初の1000mを1分7秒269。1000mから2000mを59秒844、2000mから3000mを1分00秒974と、かなりのハイペースで疾走。
そして最後の1000mを59秒220という驚異的なスピードで走り切り、これまでの世界記録を3秒近く上回る4分07秒307の世界新記録を達成した。
これに続いたのは強豪国アメリカとイギリス。特にイギリスは、ロンドン、リオと、オリンピック2大会連続の優勝国であり、また今回は、スポーツカーメーカーの「LOTUS Cars」が手掛けた最新鋭バイクを使用するとあって大きな注目を集めていた。
結局イギリスは3000mまではドイツを上回るペースで走ったものの最後の1000mで失速し4分9秒022で2位。アメリカは4分10秒118で3位という結果だった。
このままドイツが突き進むのか。それともイギリス、アメリカの挽回はあるのか。女子チームパシュートは、8月3日、1回戦と決勝・順位決定戦が行われる。
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