7月4日(日)、前日に引き続き、長野県松本市の美鈴湖自転車競技場にてJICF国際トラックカップ/全日本学生選手権オムニアムが開催された。二日目は、短距離種目が男子ケイリン、中距離種目は男女それぞれのオムニアムが行われた。

男子オムニアムは、前日の予選の上位者20名を集めた組とそれ以外の16名の組とで分けて行われた。ここでは上位者の組を振り返っていく。

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スクラッチ

第一種目のスクラッチでは、中盤で原田裕成(シエルブルー鹿屋)の飛び出しにより活性化し始める。その後も数名が抜け出しにかかるが、すぐに吸収された。

今大会をUCIポイント獲得の機会とするため、海外選手として短距離、中距離種目関わらず全てに出場したアイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ)が残り7周で飛び出すと、見合った集団と一気に差がついた。しかし、残り3周でスピードが一気に上がった集団に吸収された。

スピードが上がっている中、ラスト2周の途中で集団前方からまるで別次元の加速を見せた窪木一茂(日本ナショナルチーム)が一気に先頭に立ち、そのまま後方を突き放して単独でフィニッシュラインに飛び込んだ。

テンポレース

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