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期待しているからこその落胆
Q:その他の女子選手についてはいかがでしょう。
太田りゆについては、スプリント、ケイリン共に残念な結果でした。佐藤水菜との対戦の際はとても調子が良かった。しかし、自信が欠けていました。
佐藤は競争力があり、レースがとても好きな選手です。勝ちたい気持ちが強く、諦めるということが念頭にない姿を見せました。将来有望だと思っています。
梅川風子は、ケイリンの準決勝では僅差で2位でした。すでに国際大会で戦える力があると言えます。スプリントにも慣れてきたようですし、こちらも将来性があります。
Q:男子の若手選手についてもお聞かせください。
日本の選手たちはヨーロッパの選手たちに比べてハングリーさが足りない。才能があるのは良いのですが、ハングリーさがなければいけません。先輩選手たちを見て学んでいるものだと思っていましたが、まだできていないということが今回わかりました。
みんなとても才能がある。才能があって、期待しているからこそ、がっかりする気持ちにもなります。彼らには自分の才能を自覚し、今のやり方ではもったいないと理解して欲しいです。
Q:本大会で獲得したメダルは満足いくものでしょうか?
悪いメダルはありません。すべての勝利に価値があります。先ほど言ったように才能ある若手選手たちに対して思うことはありますが、メダルに対しては本当に満足しています。
インタビューをネガティブな言葉で終わらせたくありませんが、若手たちのレベルは先輩たちにはまだまだ及ばない。日本が輝き続けるためには、今から積極的になり、態度を改めなければいけません。才能がある、それだけでは足りないのです。