トラックワールドカップシリーズの今期最終戦、第5戦が1月19日~21日にかけて、ベラルーシのミンスクにて行われる。出場予定選手の見どころをチェックしてみよう。

ボティシャー復活!男子短距離は混戦必至!?

男子エントリーリスト

http://www.uci.ch/mm/Document/News/News/18/50/07/20180108_MINS_ME_Entries_Neutral.pdf

トラックワールドカップ5戦、男子短距離選手の注目株は日本の競輪でも走ったことのある、ドイツのシュテファン・ボティシャー

2015-16シーズンを最後にワールドカップの舞台から離れていたドイツの大型スプリンターがついに帰って来る!ケガで長期離脱をしていたボティシャーは、個人競技のスプリントチームスプリントに出場予定。果たしてトップフォームは戻っているのか?ただでさえ強力メンバー揃いのドイツにボティシャーが加わるなんて、更に強くなる可能性が大!要注目だ。

しかしトラックワールドカップ1、2戦でメダルラッシュを巻き起こした、テオ・ボスマティエス・ブフリらのBEAT CYCLING CLUB、古豪を揃えるフランスなど、他にも有力選手が揃っており、混戦が予想される。

ワールドカップ2戦チームスプリント銀メダル獲得

フランソワ・ペルビス(フランス)

男子の見所は間違いなく、スプリントとケイリンになりそうだ。

ファンリーセンら出場のスプリント&ケイリン

女子エントリーリスト

http://www.uci.ch/mm/Document/News/News/18/50/08/20180108_MINS_WE_Entries_Neutral.pdf

女子はスプリントとケイリンに、ロリーヌ・ファンリーセン(オランダ)と李慧詩(香港)、そしてエリス・リグトレー(オランダ)が出場予定。

ロリーヌ・ファンリーセン

沈黙を保っていた李慧詩の調子は?リグトレーはマンチェスター大会でトップフォームとはほど遠い結果だったが、コンディションを戻したのか?その辺りに注目が集まる。

エリス・リグトレー

また、2016年のロード世界選手権で銀メダルなどを獲得したキルステン・ウィルト(オランダ)がオムニアムへ出場予定。他の選手と比べ、頭1つ抜け出た実力があるだけに、彼女がどのように勝つのか?加えて彼女に挑むのは誰なのか?

大会スケジュール

http://trackworldcupminsk.com/en/news/program/

Text : Mizuki Ida