2020年11月5日から8日にかけて、群馬県前橋市・ヤマダグリーンドーム前橋で開催の『2020(第89回) 全日本自転車競技選手権大会 トラック・レース(エリート・パラサイクリング)』。7日の大会3日目、男子ケイリンが行われ深谷知広(Dream Seeker Racing Team)が東京オリンピック代表内定の脇本雄太(チームブリヂストンサイクリング)と新田祐大(Dream Seeker Racing Team)を下して自身通算2度目となる日本のトップに立った。脇本は僅差の2位、新田は表彰台に届かず4位。
出走エントリーは34人。2020世界選手権銀メダリストの脇本雄太を筆頭に、2019世界選手権の銀メダリスト新田祐大、2018世界選手権の銀メダリスト河端朋之、前日にスプリントで優勝した深谷知広、その他ナショナルチームからは中野慎詞、松井宏佑、新山響平、寺崎浩平、山﨑賢人、小原佑太、高橋晋也、菊池岳仁、荒川仁が総出で参戦した今回の男子ケイリン。
※長迫吉拓も出場予定だったもののスイスにトレーニングに行くためDNSとなった※
ケイリンのルール&勝ち上がり
最大7人が同時にスタートし、今大会はトラック5周の先着を競うケイリン。2周半まではペーサーと呼ばれる風除けが選手たちのスピードを上げ、ペーサーが退避してからスプリント勝負が始まる。勝ち抜けは大会や出場人数によって異なり、1着のみが勝ち上がる場合もあれば2着、3着までの時もある。今回は1回戦は1着のみが準決勝へ。その他は敗者復活戦回りとなる。
1回戦→(敗者復活戦:1着上がり)→準決勝(3着上がり)→決勝/7-12位決定戦
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