いよいよ2月26日から始まる『トラック世界選手権2020』。2019-20シーズンの締めくくりであり、この大会がオリンピック前の出場枠を決める戦いとして、そしてオリンピックの日本代表メンバー争いとして最終決戦となる。

More CADENCEではこの世界選手権を「日本の選手が出場するオリンピック種目」にフォーカスして、見所を全9シリーズで公開。今回はシリーズ5本目、男子チームパシュート編。

シリーズを最初から読む>世界選手権 見所紹介 part1 男子チームスプリント編

男子チームパシュート

現在の世界記録は、昨年2019年の世界選手権にてオーストラリアチームが記録した3:48.012。それを念頭に置き、今シーズンの結果を振り返ってみよう(各大会のメダル決定戦のタイム)。

トラックW杯
第1戦
1位 3:50.207 デンマーク
2位 3:51.777 フランス
3位 3:51.689 イタリア
トラックW杯
第2戦
1位 3:49.246 デンマーク
2位 3:49.920 イタリア
3位 3:52.143 フランス
トラックW杯
第3戦
1位 3:51.984 ドイツ
2位 3:52.655 ニュージーランド
3位 3:55.851 スイス
トラックW杯
第4戦
1位 3:50.359 スイス
2位 3:52.412 オーストラリア
3位 3:50.712 ニュージーランド
トラックW杯
第5戦
1位 3:49.776 オーストラリア
2位 3:53.601 ニュージーランド
3位 3:50.495 スイス
トラックW杯
第6戦
1位 OVL フランス
2位 OVL イタリア
3位 4:00.945 カナダ

※OVLはオーバーラップ(追い抜きをした)ことにより決着が付いたためタイムは出ない

日本チームの成績

第1戦 出場なし
第2戦 出場なし
第3戦 7位 3:57.852
第4戦 7位 3:56.287(日本記録樹立)
第5戦 9位 3:58.841
第6戦 出場無し

世界記録「3:48.012」まであと一歩