自転車大国がレースを支配か

ワールドカップの結果を見てわかるように、自転車大国(ポーランドをどう考えるか・・・・はあるが)がメダル独占しているのが女子マディソンの現状。その中でもイギリス、オランダ、オーストラアリアの実力は頭が一つ抜けている。おそらくこの3チームがレースを支配しながら表彰台争いをすることになるだろう。

日本はさらなるレベルアップ、そしてオリンピック出場枠獲得を狙う

日本チームは現状オリンピック出場が叶う位置に付けている(11位)。今大会は出来るだけ上位に入り、オリンピック出場の枠を確実にしたいところ。まだこの種目の強化を始めて間もない日本だが、レースを行う毎にレベルアップを果たしていることは間違いない。しかし舞台は世界選手権。日本の焦点は2つとなるだろう。1つ目は日本よりオリンピックランキングが下のチーム(アイルランド、ウクライナ、スイス、中国、他)に逆転されないこと。そして2つ目は年間で最もレベルの高いレースの中で、ポイント獲得を果たすことが出来るのかというところだ。

オリンピック前の最終決戦『トラック世界選手権2020』代表メンバー発表

シリーズを最初から読む>世界選手権 見所紹介 part1 男子チームスプリント編