歴史的快挙の日本チーム中距離女子
話を競技に戻すと、まずは今大会。第1戦から1週間の間隔しか空いてなかったため、出場選手の顔ぶれはほとんど変わらず。
まずは歴史的快挙を成した中距離女子の話から。
この程度の実力は既に持っていた
既に記事で出しているが、女子団体追い抜きで日本が3位となり、この種目が始まってからワールドカップで初めてメダルを獲得した。
もちろんメダル獲得は凄いことなのだが、それよりも注目すべきなのは予選で出したタイムだ。それまでの日本記録(2017年4月に香港の世界選手権で記録)をおよそ7秒も更新してしまった。
10月からイアン・メルビン新コーチが就任し、その手腕が発揮されたと見る人もあるが、イアンコーチ曰く「既にこの程度の実力は持っていた」とのこと。
今シーズンは自分たちがどこまで戦えるか見極めるシーズンとのことなので、第3戦、第4戦はどのようにして戦うのか興味深いところ。世界記録とのタイムはまだ20秒近く離されているものの、今回獲得したメダルで勢いをつけ、金メダル争いに加われるように成長していってもらいたい。