長迫吉拓。BMXで長きに渡り日本のトップを走り、トラック競技を掛け持つという異例な挑戦を続けてきた選手がいる。
2017-18シーズンを最後にBMXに専念すると宣言してトラックを離れた長迫だが、今回は緊急召還を受けての登場となる。その長迫の意気込みを紹介する。
パワーは前よりついている
Q:WELCOMEバックな雰囲気は?
かなりあります(笑)
Q:戻ってくるとは思ってなかったのですが、何があったのですか?
自分でも戻ってくるつもりはありませんでした。ブノワコーチから連絡があって「日本のチームスプリントでチャンスがあるならばオリンピックの枠を取りたいから、可能ならば力を貸して欲しい」と。それでスイスにいるBMXのコーチと話し合って、自分はBMXで国内選考の基準を1人だけクリアしているし「やってみても良いのでは?」と言われたので、今の時期ならばBMXに支障は無いし、ここにいます。
突然ですが、トラックワールドカップ第5戦のチームスプリントに出場する事になりました!また違った環境ですが、チームがオリンピック出場できるように自分の仕事を頑張りたいと思います! pic.twitter.com/90CwOFYqwh
— Yoshi Nagasako (@YOSHITAKING993) November 14, 2019
もしその時に僕のコーチがネガティブな発言をしたら考えていましたが、トラックに参加することにポジティブな発言だったので良かったです。僕が出ることでチームのためになるのならばやりたいですし。
Q:ではスイスでもトラックをしっかり練習してきたと?
BMXに集中しているので、出来る限りですね。でも前の感覚は身体が覚えているし、パワーは前より付いているので、今回は楽しみです。