2017-18トラックワールドカップ第2戦の女子スプリントは、大会最終日に行われた。出場選手は33人名、日本からは前田佳代乃選手、太田りゆ選手が挑んだ。
予選上位をガールズケイリン経験者が独占
まずは予選の200mフライングタイムトライアルが行われ、上位28名のみが本戦へ進む。太田は11秒459で25位、前田は11秒299で19位と、2人とも1回戦へ進出。
予選1位は、出場する競技の全てで優勝してしまう最強女王のクリスティーナ・フォーゲル(ドイツ)。タイムも10.651と2位以下を突き放して王者の貫禄を見せつけた。2位は短期登録で夏の間に日本へ滞在していたロリーヌ・ファンリーセン(マトリックス プロ サイクリング)の10.850。3位はこちらも短期登録で来日をしていた、アナスタシア・ボイノワが10.858。フォーゲルも昨年に短期登録で来日をしており、短期登録で来日経験のある選手が上位を独占した。
出場が予定されていたステファニー・モートン(オーストラリア)は前日のケイリンで落車した影響で欠場している。