第4種目:ポイントレース
ここまでの3種目の順位に対して与えられるポイントの合算を持ち点にして始まるポイントレース。ポイントレースでは10周毎にポイント獲得周回(1着は5ポイント、2着は3ポイント、3着は2ポイント、4着は1ポイント)があり、最終周回だけは記載の獲得ポイントが2倍となる。その他メインとなる集団を1周追い抜くと特別に20ポイントが加算される。レースは100周、合計25kmで争われる。
ここまでの暫定順位はラモン(イタリア:106ポイント)、スチュワート(イギリス:100ポイント)、トマ(フランス:98ポイント)の順。今村は50ポイントで暫定15位スタートとなった。
男子特有のハイペースで進んでいくレースだが、時間が経つに連れてトマが存在感を増していく。10周毎のポイント周回ではほとんど顔を出し高ポイントを重ねていき、ラモンとスチュワートを逆転。
そして最後には勝負が決まっているのも関わらずに、疲れ知らずのスプリントで全員を置き去りにしてフィニッシュ。
レースを支配したと言っても過言ではない強さを見せて逆転優勝を決めた。2位は銀メダル争いの接戦を制した地元のスチュワート、そして3位はラモン(イタリア)という結果になった。尚、今村は最終種目で1ポイントを加算し合計51ポイント。最終成績は16位。