決勝

オランダ勢での戦いとなった決勝は世界チャンピオンのラブレイセンと欧州チャンピオンのホーフラント。この2人の対戦は直近の世界選手権の決勝と同カードでもある。スピードスター同士の対決を制したのはラブレイセン。ホーフラントを寄せ付けず、2本を先取して優勝を遂げた。

男子スプリント結果

優勝:ハリー・ラブレイセン(オランダ)
2位:ジェフリー・ホーフラント(オランダ)
3位:深谷知広(日本)

深谷知広選手コメント

Q:今の気持ちは?

本当に嬉しいです。いつもは反省点とか色んな悔しい気持ちがある中でのレースなのですが、今回は単純に嬉しいです。

Q:合計8本を走ることになりましたが、タフな戦いでしたよね?

そもそもワールドカップでメダル決定戦まで行くことが初めてだったので、その喜びをしっかりと感じながら走れたことが結果に繋がったと思います。

Q:予選のタイムは自己ベストを更新だったのでしょうか?

そうですね。自己ベストでした。

予選は落ち着いてリラックスすることを心がけていたので、しっかり朝から準備が出来ていたと思います。

Q:対戦になってからは強敵ばかりでしたが、全体を通して肝になった部分はどこでしょうか?

やはり予選だと思います。勝ち上がりが有利になったのもありましたし、シード権も初めて獲れましたし、レースを有利に進められたのが大きかったと思います。

Q:3位決定戦は辛い中での戦いだったかと思いますが、戦術よりは気持ちというところでしょうか?

そうですね。走る前にニブレットコーチと話しをしていて、これまでのキツイ練習以上のことは無いと言われていたので強い気持ちで臨めました。また足の痛みとメダルは引き換えだとは言われているので、痛みをしっかりと感じながら走りました。

「お前のレースだぞ」とも言われていたので、自分のレースを行うことを心がけていました。コーチがいて凄く心強かったです。

Q:メダル獲得は14年ぶりで、前回はご自身の師匠の金子貴志選手でした。何か縁のような物は感じますか?

その大会を観たことでオリンピックを目指すと決めた大会でもあったので、色んな想いが浮かんできます。今は競争(競輪のレース)に行っているので、後ほど色々とゆっくり報告しようと思います。

Q:今シーズン、今後の目標は?

このメダルは自信になると思うので、今後はこれ以上の良いメダルを目指して頑張りたいと思います。