男子チームスプリント

ワールドカップ開幕前はボーダーライン上の8位につけていたが、日本代表は第1戦に出場していないため順位を落としている。第1戦で5位という高成績を残したポーランドが順位を上げ、暫定8位につけている。日本代表とは現在435ポイント差だ。

5位のオーストラリア、6位のロシア、8位のポーランド、9位の中国は第2戦にエントリーしているため、彼らのタイムと結果に注目だ。

男子チームパシュート

ワールドカップ開幕前にランキング7位であったドイツと8位であったスイスが、第1戦ではそれぞれ4位と6位という成績を残した。その結果、ボーダーラインは跳ね上がり、日本は1410ポイントのビハインドを背負うこととなった。

第1戦では予選通過ラインの8位のタイムでさえ日本記録より速いという状況。世界の強豪がどこまで加速するのかは未知数となっている。日本がオリンピックの出場枠を獲得するには、ワールドカップで3分50秒台前半を出さなければならない。

女子チームパシュート

8位のフランスとは現在1050ポイント差。女子のチームパシュートはワールドカップの参加国数が10程度と少ないため、下位でもそこそこのポイントが得られる状況だ。

裏を返せば日本としては、出場していない期間にランキング上位の国に点数を稼いでもらい、後半で強豪国が出場を見送ったタイミングで上位に食い込みたいところである。

イギリス、オーストラリア、イタリア、ドイツなどの強豪国がしっかりと上位で固まってくれれば、ワールドカップの後半戦でチャンスがあるかもしれない。

男子マディソン&女子チームスプリント

男子マディソンは現在24位であり、ボーダーの8位であるアメリカとは3680点の差がある。また、女子チームスプリントは対象となる大会に参加していないため0ポイント。

UCI トラックランキング(※本記事は2019年11月5日現在の情報を元に作成)

東京オリンピック 参加資格配分