梶原の勝利に地元茨城が熱狂

成年女子スクラッチ決勝には、前日に行われた予選を勝ち上がった15名の選手が出走。8kmの距離で争われた。

レースは最終周回を迎えるまで決定的な展開は生まれなかったが、場内は多数の地元応援団が駆けつけたこともあり、大声援と共に梶原の動きを注視した。

すると最終周回、梶原は集団の中でバンクの最外を大きく回り込みつつ、2コーナーの傾斜を利用して一気に加速。そのまま後続を大きく突き放し、独走体制で1着でフィニッシュ。

後続では吉川美穂(和歌山 / Live GARDEN Bici Stelle)と橋本優弥(岐阜 / 鹿屋体育大学)上野みなみ(鹿児島 / CIEL BLEU KANOYA)らが熾烈な2着争いを繰り広げたが、2着をもぎ取ったのは橋本であった。

梶原悠未は今シーズンに出場したトラック競技大会全てで優勝。10月17日より韓国で始まるアジア選手権トラック2020へ勢いをつけた。

大会公式リザルト