2種目目:テンポレース

毎周回先頭でフィニッシュラインを通過すると1ポイントを得ることが出来、その通算ポイントで順位を競うテンポレース。男子は合計36回のポイント獲得チャンスがあるレース(その他メインとなる集団を1周追い抜くと20ポイントを獲得)。

レースは終始TEAM BRIDGESTONE Cyclingの近谷涼が先行する展開となった。

まずは窪木一茂が集団の先頭で最初のポイント周回を迎え1ポイント獲得。窪木が後方へ下がると、2回目のポイント周回で近谷が集団から抜け出す。

そのまま単独で先行する近谷。集団との距離を1/4周〜半周差で保ちつつポイントを重ねていく。時折ペースを上げる集団だが近谷との距離は縮まらないままレースは続く。

23回目のポイント周回で渡邉翔太郎(愛三工業レーシング)、谷内健太(京都産業大学)がメイン集団から大きく先行するものの、3周後にはメイン集団に追いつかれ、再び近谷の独走先行状態となる。

窪木が1ポイント、近谷が30ポイントで迎えた終盤。橋本が集団を離しにかかるが、橋本の動きを見た草場啓吾(愛三工業レーシング)や岡本隼(愛三工業レーシング)、曽我部厚誠(京都産業大学)、窪木の5人が協調し、近谷に追いつくことに成功する。

草場がポイントを獲得し、残るは2周回。ここまで0ポイントだった橋本英也が1ポイントを獲得し、やや後方へ下がると、レースは最終回での窪木、草場の2位争いとなる。

最終周回は、ペースを上げた窪木が1着でフィニッシュ。

この結果、大量得点の近谷がテンポレースのトップ、2位は窪木、3位は橋本と草場が1ポイントで同点だったが、最終周回の着順で先着した橋本となった。

2019全日本オムニアム男子エリート 2種目目テンポレース リザルト
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