漫画「弱虫ペダル」の大ヒットもあり、世間一般での「自転車競技とインターハイ」の認知度が飛躍的に高まった昨今。しかし、そんな人気の高まりとは裏腹に、実際に高体連で行われている自転車競技ついてはまだまだ知られていないことが多いのではないだろうか。
本記事ではそんな高体連の自転車競技の実際についてフォーカスしていく。
高体連で走るには
自転車競技の場合は全国高等学校体育連盟自転車競技専門部に加盟している部活に所属することが条件となる。実業団などのクラブチーム単位での高体連への登録は不可。
高校生達は学校の部活の代表として高体連主催の大会に出場する。
現在の加盟校一覧
インターハイ・全国選抜
高体連主催の全国大会は年に2回行われている。1つが1・2年生によって争われる春の”全国選抜”「全国高等学校選抜自転車競技大会」。そしてもう1つが高校生の夏の祭典「全国高等学校総合体育大会」、通称”インターハイ”である。
他にもジュニアオリンピックカップや国民体育大会などの全国大会は存在しているが、やはりインターハイと全国選抜の価値は別格である。ピンと来ない方は高校野球を想像して頂くととてもわかりやすいだろう。全国選抜とインターハイはちょうど春夏の甲子園に当たる。
高校生はこの春夏2回の全国大会へ向けて日々練習に励んでいる。