ロシア・モスクワで『GRAND PRIX OF MOSCOW 2019(モスクワGP2019)』の大会2日目が現地6月2日に行われ、男子ケイリン決勝で松井宏佑が1着。代表入り直後、自身初の国際大会出場で初の優勝と「初」づくしのルーキーが世界へ名を轟かせた。
ワールドカップ級の決勝メンバー
男子ケイリン決勝へ進出したメンバーは以下の通り。
新田祐大
脇本雄太
松井宏佑
ヨアヒム・アイラース(ドイツ)
セバスチャン・ビジエ(フランス)
シェーン・パーキンス(ロシア)
スタートが切られると、並びは松井→パーキンス→新田→アイラース→ビジエ→脇本の順番で隊列が組まれる。
1周を過ぎるとビジエが離れて最後尾へと下がるが、その後はペーサーが退避する残り2周半までスピードを上げながら選手たちが静かに走っていく。
残り2周となるところでアイラースが外から上がり、集団のスピードがさらに加速。
アイラースが先頭となり残り1周半。松井は2番手、新田は4番手、脇本は先頭からの距離を大きく開いての最後尾となり最後の1周へ。