8月24日にスタートした「競輪ワールドシリーズ2026」第9ラウンド。猛暑の中で行われた初日でハリー・ラブレイセン(オランダ)が22年ぶりにバンクレコードを更新して快勝。その他にもエレセ・アンドルーズ(ニュージーランド)、ヘティ・ファンデルワウ(オランダ)、ジョセフ・トゥルーマン(イギリス)もそれぞれ1着となり、好発進を遂げた。
22年ぶりに岐阜競輪場のバンクレコードを更新したラブレイセンは「今日はコンディションが良かったし、今日しかないと思った。来日した際にバンクレコードをどこかで出したいと言っていたので、有言実行ができて良かった」とレース語に安堵した表情を見せた。更には「自分が記録を作ったことだけではなく、ラインの後ろの選手が2着に入ったことが大事」と、日本の競輪に馴染んできたコメントで本日のインタビューを終えた。
レースの時には37度を超える猛暑となり、じりじりと肌を焼くような環境となった初日。ラブレイセンの前のレースで1着となったトゥルーマンは「信じられないほど暑い」と参った様子を見せる。レース後にはぐったりするほどの熱を帯びたイギリスのオールラウンダーは、今開催が今シリーズの日本で走るラストレース。インタビューでは「2番車は黒い服になるので、涼しそうな1番車が良い。でもどの番号であっても全力を尽くすだけ」と最終開催への気の入れようを見せた。レースはラインを引き連れての見事なワンツーを決める形となった。

黄色:トゥルーマン 赤:菊池圭尚
アンドルーズは同じレースで走った尾方真生(福岡)の走りに警戒しながらも1着。ファンデルワウは一時は囲まれて逃げ道が無かったものの、最終的には大差の勝利を果たした。

緑:アンドルーズ(1着)

赤:ファンデルワウ(1着)
ラブレイセンのバンクレコード更新
11レースはラブレイセンを先頭とする東日本ラインと中川聖大を先頭とする西日本ラインの戦い。西日本ラインの3人が前、東日本の4人が後ろになっての残り1周半。
4番手にいたラブレイセンが、珍しく動かずにいると、残り1周。前と1車身ほどの差で追っていたラブレイセンが一気に動き出していくと、残り半周で先頭へ。
更に加速していく形で後続全員を置き去りにして1着。
そして残り200mのタイムを10秒5で走り切ると、22年前に伊勢崎彰大(千葉)が記録した10秒7を更新。新たな記録を打ち立て、レース後には伊勢崎本人との写真撮影を実施した(記事のサムネイル写真)。
明日はそのラブレイセンと松井宏佑(神奈川)、伊勢崎がラインを組む予定となっている。
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「競輪ワールドシリーズ」とは?
1982年より「国際競輪」としてスタート、2009年より「短期登録制度」として行われていた外国人選手招聘レース。新型コロナウイルス感染症の影響などもあり2020年度以降中断されていたが、7年の時を経て復活した。
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