2026年8月19日(水)から23日(日)にかけて、ベルギーのヒュースデン=ゾルダーを舞台に『ジュニア世界選手権トラック2026』が開催される。

ジュニア世代を対象とする世界最高峰の大会。日本からも、世界の頂点を目指すジュニア世代の選手たちが出場する。『2026インターハイ自転車競技』で活躍した選手を中心にエントリー。大会を目前に控え、伊豆ベロドロームで最終合宿を行う選手たち、そしてチームを率いる上野コーチに、今大会への意気込みを聞いた。

短距離出場選手

短距離にはインターハイ2026のスプリント決勝で対戦した2人がエントリー。

最終合宿, 『ジュニア世界選手権トラック2026』

(左)入田翔(右)山崎帝輝

山崎帝輝(松山学院)

今シーズンの主な成績:

アジア選手権 スプリント 2位

マレーシアレース スプリント2位、ケイリン3位

入田翔(南大隅)

今シーズンの主な成績:

マレーシアレース ケイリン2位

ジャパントラックカップ ケイリン2位

短距離選手コメント

Q:今回、 2人はどの種目に出るか、もう決まっていますか?

入田:自分はスプリントとケイリンに出ます。
山崎:僕はスプリントとケイリンと1 kmTTに出ます。

Q:自分がメダルを取る可能性は?

入田:簡単じゃないと思っています。
山崎:僕はスプリントが得意なので、スプリントではメダルを狙いたいです。けど、 他の国も強い人がいるので、 負けないように頑張ります。

Q:他の国の選手で気になる人はいますか?

入田:台湾です。アジア選手権で台湾の人と戦って強いという印象があります。でも、アジア圏外はよくデータがなくて、正直分からないという状態です。

Q:楽しみですか?

2人:すごく楽しみです
入田:何もかもが未知なので、楽しみです。

Q:何かベルギーでやりたいことは?

山崎:ロードで街中を走ってみたいです。

Q:吉報を待っているので、頑張ってきてください!

2人:頑張ります!

山崎帝輝がチームスプリントに続く2冠達成 女子は樋口愛菜が選抜の雪辱を果たす/男女スプリント『2026インターハイ自転車競技』

中長距離出場選手

最終合宿, 『ジュニア世界選手権トラック2026』

左から倉谷侠俐、田中颯、落合隼、松田奏太朗、沢野司

中長距離にはインターハイの個人パシュートで2年連続の優勝&大会新を記録した松田奏太朗ら、表彰台に上がった面々に加え、京都産業大学の2人がエントリー。

松田奏太朗(松山学院)

今シーズンの主な成績:

アジア選手権 チームパシュート3位(非公認日本記録)

マレーシアレース マディソン、エリミネーション、スクラッチレース1位

落合隼(静岡北)

今シーズンの主な成績:

アジア選手権 個人パシュート 1位(非公認アジア記録)、チームパシュート3位(非公認日本記録)

田中颯(北桑田)

今シーズンの主な成績:

マレーシアレース チームパシュート 2位

倉谷侠俐(京都産業大学)

今シーズンの主な成績:

マレーシアレース マディソン1位

ジャパントラックカップ エリミネーション1位

沢野司(京都産業大学)

今シーズンの主な成績:

アジア選手権 ポイントレース 2位、チームパシュート3位(非公認日本記録)

中長距離選手コメント

Q:今回、やはり力が入るのはチームパシュートですか?

松田:去年は予選突破できなかったので予選突破と、あと日本記録の更新を狙います。

Q:世界選手権へのワクワクはありますか?

松田:そうですね、あります。最終合宿でも、充実した練習で集中しながら精一杯取り組みました。4キロで昨日良いタイムが出たので、本番でも出せればと思っています。

Q:練習では日本記録が出ましたか?

5人:出ました!

Q:練習で目標としていたタイムはクリアできて、あとはもう本番でやるだけってことですね?

松田:そうですね。

Q:ではまずはチームパシュートで勢いをつけて、その後の個人種目に良い影響が出るようにしたいですね。

5人:はい!

Q:頑張ってきてください!

5人:ありがとうございます!

男子は松田奏太朗が2連覇 女子は塩貝穂佳が優勝/男女個人パシュート『2026インターハイ自転車競技』

北桑田 トラブルを乗り越え逆転優勝/男子チームパシュート『2026インターハイ自転車競技』

上野みなみ ナショナルジュニアコーチ コメント

最終合宿, 『ジュニア世界選手権トラック2026』

最終合宿の練習中に、中長距離の選手をバイクで牽引する上野コーチ

Q:短距離、中距離それぞれの目標を教えてください。

短距離については、今回は個人種目がメインになるので、まずは個人種目でのメダル獲得を。ハロンと1kmTTでの日本記録更新も目標にしています。
中距離については、チームパシュートでファーストラウンドに進出すること。マディソンでは6位以内に入ること、そして個人種目でもメダルを獲得することを目標としています。

Q:合宿での選手たちの調整状況はいかがですか。

今回参加する選手はインターハイを終えたばかりの選手が多く、1週間ほど期間を空けて合宿に入っています。みんな気持ちをしっかり切り替えられているように見えますし、練習でも質の高い内容に取り組めていると思うので、大会本番が楽しみです。

ジュニア世代の世界一を決める舞台には、各国から次代を担う選手たちが集結する。ここで世界を経験し、その後エリートカテゴリーで活躍する選手も少なくない。この舞台で得た経験をその先へどうつなげていくのか。たくさんの可能性を秘めた日本の若き選手たちの活躍に、ご期待いただきたい。