日本の中長距離ナショナルチームが、ヨーロッパでのトレーニング遠征を実施している。

参加しているのは、今村駿介、窪木一茂、兒島直樹、内野艶和ら。チームは現地で開催されるトラックレースにも参加し、実戦の中でコンディションを高めている。

その一環として、男子選手たちは7月7日(火)、スイス・チューリッヒで開催された「Abendrennen Offene Rennbahn Zürich-Oerlikon」に出場した。

舞台となったのは、チューリッヒ・エリコンの「Offene Rennbahn Oerlikon」。1912年に開場された「スイス最古の現役スポーツ施設」であり、7度のトラック世界選手権が開催された由緒ある屋外トラック。ここでは2003年以降、5月〜9月末まで毎週火曜の夜にトラックレースが定期開催され、毎回600人〜800人ほどのファンが集まるという。

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2025年の世界選手権スクラッチを制したモリッツ・オーガンスティーン

出場する選手のレベルも高く、今回は地元の選手やジュニア世代に加え、2025年のスクラッチ世界選手権王者モリッツ・オーガンスティーン、2026年『第123回パリ~ルーベ・オー・ド・フランスロード』で8位に入ったステファン・ビッセガーらが出場。トレーニング遠征中の日本ナショナルチームにとって、貴重な実戦の機会となった。

今村駿介がスクラッチ、ポイントレースで勝利

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今村駿介

スクラッチでは、今村駿介が優勝。2025年の世界王者モリッツ・オーガンスティーン、ステファン・ビセガー、兒島直樹、窪木一茂らを相手にレースを制した。

今村はポイントレースでも強さを見せる。20km/60周で行われた同種目では49ポイントを獲得し、2位以下に25ポイント差をつけて優勝。テンポレースでも2位、エリミネーションで6位に入り、複数種目で存在感を示した。

窪木一茂はエリミネーションで勝利

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窪木一茂

窪木一茂はエリミネーションで優勝。2位にモリッツ・オーガンスティーン、3位に兒島直樹が入り、日本勢が上位に食い込んだ。

そのほか、窪木はスクラッチで11位、ポイントレースで6位、テンポレースで8位。複数種目に出場しながら、欧州のレース環境の中で実戦感覚を積み重ねた。

兒島直樹も複数種目で上位

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兒島直樹

兒島直樹は、エリミネーションで3位に入ったほか、ポイントレースで4位、スクラッチで10位、テンポレースで15位という結果に。

ポイントレースでは、オーガンスティーンに続く4位。得点は16点で、3位のオーガンスティーンと同点だった。

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次戦はイタリア・ポルデノーネへ

チューリッヒでのレースを終えた男子チームは、イタリアへ。次はポルデノーネで「6 Giorni Città di Pordenone」への参加を予定している。同大会は、イタリア北東部ポルデノーネを舞台に行われるトラックレース。2026年大会は7月13日(月)から18日(土)にかけて開催されるUCIクラス1の大会だ。

トレーニングだけでなく、現地レースに出場しながら実戦感覚を磨く欧州遠征。チューリッヒでは今村が2勝、窪木が1勝、兒島も上位に入るなど、男子中長距離チームが確かな結果を残した。

次なるイタリア・ポルデノーネでの走りにも期待がかかる。