2026年5月14日より、静岡県・伊豆ベロドロームで開幕した『2026ジャパントラックカップⅠ/Ⅱ』。

大会最終日の17日に実施された女子ケイリン。ここまでの女子短距離種目は、佐藤水菜がスプリントで2勝、ユアン・リイン(中国)がケイリンで1勝。ここにパリ五輪2冠のエレセ・アンドルーズも加え、まさに世界トップレベルの争いとなった決勝レースの模様をレポートしていく。

女子ケイリン

スタートリスト

決勝

決勝進出メンバーは以下の6人。

ユアン・リイン 中国
仲澤春香 チーム楽天Kドリームス
佐藤水菜 チーム楽天Kドリームス
エレセ・アンドルーズ ニュージーランド
ジャン・ユールー TEAM ZHEJIANG
ワン・リーファン 中国

佐藤、仲澤の日本勢、女子短距離界に今年はインパクトを残す中国の3人に加え、『競輪ワールドシリーズ2026』にも参加するエレセ・アンドルーズが顔を揃えた。

先頭からワン・リーファン、仲澤、アンドルーズ、ユアン・リイン、佐藤、ジャン・ユールーの順で最初の周回を終える。

女子ケイリン,WOMEN'S Keirin,2026ジャパントラックカップ Ⅱ, 伊豆ベロドローム, 2026 Japan Track Cup Ⅱ, Izu Velodrome, Japan

ペーサーは東京2020オリンピック日本代表の中村妃智さん

3周目に入る直前、最初に動いたのは佐藤。ユアン・リインの前に出て、ペーサーが外れるとさらに前方へ進出していく。

その動きに3番手にいたアンドルーズが反応し佐藤の後ろに付いていくと、ユアン・リイン、ジャン・ユールーも後に続く。

全員が踏み込みレースペースは一気に加速。佐藤とワン・リーファンをが並走し、残り2周に入っていく。

残り1周半。バックストレートで佐藤がさらに加速し、ワン・リーファンをかわして先頭へ。

しかし、アンドルーズも後ろから仕掛けて、外側から佐藤へ並んでいく。

勝負が決まる最終周回。佐藤が先行。アンドルーズが外、その後ろにはユアン・リインが続く。役者が前段に揃い、会場は大きな盛り上がりを見せる。

バックストレートでアンドルーズが頭1つ抜け出すと、さらにその外からユアン・リインが加速していく。佐藤も内側で粘り、3人が並走しながら最終ストレートへ。

優勝候補の3人がゴールラインに迫り、その中で伸びてきたのは大外のユアン・リイン。

後続を自転車1台分ほど引き離し、最も速くゴールラインに到達した。

後ろは4人が並びでフィニッシュラインを通過。2着にはユアン・リインの後ろについていた仲澤が最後に加速して飛び込んだ。そしてほぼ3周のロングスプリントを実行し、内側で粘り続けた佐藤が3着となった。

まさに世界トップレベルのスプリント合戦となったレースは、ユアン・リインが今大会この種目での2連勝を飾る形となった。

女子ケイリン リザルト

順位 選手名 所属
1位 ユアン・リイン YUAN Liying 中国
2位 仲澤春香 チーム楽天Kドリームス
3位 佐藤水菜 チーム楽天Kドリームス
13位 酒井亜樹 チーム楽天Kドリームス
13位 山田南 日本

最終リザルトPDF

ユアン・リインインタビュー

1/2 Page