2026年5月14日より、静岡県・伊豆ベロドロームで開幕した『2026ジャパントラックカップⅠ/Ⅱ』。

大会初日に実施された男子スプリントには、太田海也、中石湊、中野慎詞、市田龍生都、三神遼矢らが出場。本記事では日本勢が表彰台を独占したレースの模様をレポートしていく。

男子スプリント

スタートリスト

ワールドカップから好調の太田海也をはじめとする日本ナショナルチームメンバーの面々に加え、『競輪ワールドシリーズ2026』にも参戦するジョセフ・トゥルーマン(イギリス)、マレーシアの英雄 アジズルハスニ・アワン(マレーシア)、ライアン・テイト(オーストラリア)ら世界の頂点を知る実力者たちも出揃い、エントリーは29人。

予選200mFTT

今大会は予選トップ8のみが対戦形式に進むため、ワールドカップや世界選手権とは異なる勝ち上がりとなった、予選は3番目に登場したジョセフ・トゥルーマンが9秒774を出す(最終結果12位で予選通過せず)。

ジョセフ・トゥルーマン

中盤以降、日本ナショナルチームの選手たちが上位タイムを次々と更新していく中、中野慎詞が9秒559でトップタイムを記録。

中野慎詞

中国のリ・チーウェイ(中国)が9秒571、太田海也が9秒579で続く形となった。日本勢の結果は中石湊が4位、三神遼矢が5位、市田龍生都が7位で予選を通過した。高橋奏多は9秒701で惜しくも9位。尾野翔一は9秒746で11位。

予選上位4人

中野慎詞 9秒559
リ・チーウェイ 9秒571
太田海也 9秒579
中石湊 9秒653

予選リザルト

決勝 太田海也VS三神遼矢

決勝はベスト8、準決勝をストレートで勝ち上がってきた太田と、準決勝で3本目までもつれながらも中野慎詞を破った三神の対決に。

(左)三神遼矢(右)太田海也

1本目は三神が前、太田が後方でレースが始まる。レースが動いたのは2周目。太田を引き離そうと三神が先に仕掛けて加速していく。しかし、太田も冷静に反応しペースを上げ、自転車一台分ほどのスペースを保ち離れない。太田が一気に加速して最終コーナーから三神に並び、そのまま差し切って1本目を先取。その脚にはまだ余裕が残っているようにさえ見えた。

2本目は順序が入れ替わり、太田が先行。

太田が常に三神を視界に入れながら、三神の牽制する動きに合わせて探り合う。

そのままゆっくりとした展開が続くなか、2周目に入り太田が三神に前を譲り、ポジションが入れ替わる。

1本目と同じように加速し始めた三神の後ろをぴったりと追走していく太田。

バックストレートから第3コーナーに向けてさらに太田が速度を上げて、外から三神に並び、最終ストレートでもそのまま鋭く伸びてフィニッシュ。

圧倒的なスピードを見せつけた太田が、日本人対決を制しスプリント王者に輝いた。

3位決定戦 中野慎詞VS市田龍生都

3位決定戦は中野と市田でメダルを争う形となった。しかし三神との準決勝時点で疲労がピークを迎えたのか、中野が市田のスピードについていくことができず。市田が2本とも大差をつけて勝利し、中野をストレートで破った。

3位決定戦は大差をつけて中野を破った市田が制した

男子スプリント リザルト

順位 選手名 所属
1位 太田海也 チーム楽天Kドリームス
2位 三神遼矢 チーム楽天Kドリームス
3位 市田龍生都 チーム楽天Kドリームス
4位 中野慎詞 チーム楽天Kドリームス
6位 中石湊 チーム楽天Kドリームス
9位 高橋奏多 日本
11位 尾野翔一 チーム楽天Kドリームス

最終リザルトPDF

太田海也インタビュー

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