2026年3月6日〜8日、オーストラリア・パースにて開催された『2026ワールドカップ第1戦』。

2026年シーズンの初戦となった本大会では、中長距離チームが金メダル2枚、銀メダル1枚を獲得する活躍を見せた。中長距離コーチに就任したばかりのロス・マチェフスキー氏に、大会直後インタビューを実施した。

※ロスコーチの紹介は後日記事にて紹介します※

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「出場した価値は、間違いなくあった」

Q:コーチ就任後、初の大会となりました。全体的に振り返っていかがですか?

まずは初めて参加できたことがとても嬉しいです。中長距離チームとしては、良い結果も残せました。大会としてのレベルは、おそらく最高峰とは言えないかもしれませんが、出場した価値は間違いなくあり、とても良いレースが繰り広げられていたと思います。

Q:選手個人をそれぞれ振り返るといかがでしょうか?

(内野)艶和は昨シーズンよりも成長を見せ、さらに強くなりました。

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(垣田)真穂は、特にマディソンでの走りは、もっと評価されるべきものだったと感じています。レースをとても上手く展開できていましたし、学習しながらレースを走っていました。

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トラック競技から当分の間離れ、ロードで活動していた今村が、ワールドカップの舞台でその強さを証明できていた点も素晴らしかったです。

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“ヤング幹太”(梅澤幹太)にとっては、そんな今村とマディソンで一緒に走ることができたりと、とても良い刺激、経験になったことでしょう。

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マディソンではいくつかの学びがありましたし、強化していけば、良い選手に育つと信じています。

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(右)ダニエル・ギジガー中長距離コーチ

私がチームに加わってまだ短いですし、このような良い結果を出せたのはもちろん私の力ではなく、これまでチームを見てきたダニエル・ギジガー氏によるものです。とても感謝しています。新しいスタッフとともにチームに加わり、結果を得ることができ、とても嬉しいです。

「メダル獲得は、常に期待するべき」

Q:大会を通して、金メダルが2枚、銀メダルが1枚という結果は想定できていましたか?

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現在では、ワールドカップに出場すれば、メダル獲得が常に期待されていますし、期待すべきです。
なぜなら私たちはオリンピックのメダルを目指していますし、表彰台獲得への期待という面において、仮にチームメンバーの間で意識のズレがあるのであれば、それは絶対に解消し、意識を統一すべきです。

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必ずしも結果として常にメダルが必須ということを言いたいのではなく、選手自身がメダル獲得に期待し、メダル獲得のために走ることが重要です。それがチームとしての目標が反映された状態だと思います。

さらに成長できる女子マディソン

Q:逆に今大会で想定していなかったようなことや、驚いた点などはありますか?

挙げるとするならば、女子マディソンでレースを支配できていた点ですね。最も多くのスプリント周回を勝ち取っていましたし。

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レース翌朝にレース映像を選手と一緒に見返したところ、いくつかの改善点を見つけることができました。レースを支配できていたのにもかかわらず、さらに改善できる点があることは素晴らしいことです。

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今大会での経験を活かし、アジア選手権や世界選手権に向けてさらに成長できることを学べたのは、さらなる自信にも繋がります。

アジア全体でのレベルアップ

Q:相手チームに目を向けると、中国選手の活躍やその成長に目を引くものがありました。ロスコーチから見ていかがですか?

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私にとっては驚くほどのことではありませんでした。中国チームは新しいコーチを受け入れていますし、その中長距離コーチはニュージーランドチームで、以前まで長い間私の同僚だった人物です。なので良い選手が育っていても驚きではありません。

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今後は中国チームとの戦いも予想されます。もちろんオリンピックの8枠獲得に向けては、その他にも世界各国のチームが相手となりますが、中国とのライバル関係は、ともに切磋琢磨できるチャンスにもなるでしょう。アジアのレベルアップは、他大陸に対してアジアのチームのみが得られる恩恵となります。

Q:ひとまずコーチとして初のワールドカップお疲れ様でした。次回も期待しています。

ありがとうございます。今後の大会では、今回出場しなかったチームパシュートにも挑戦予定です。ぜひ期待していてください。

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