『2026ワールドカップ第1戦』オーストラリア・パース大会、最終日となった3月8日には女子ケイリンが実施された。

日本からはこの種目で2年連続世界チャンピオンとなっている佐藤水菜が出場。強豪が揃ったレースをレポートする。

ルールは動画をご覧ください▼

女子ケイリンには19人が出走。現世界チャンピオンの佐藤水菜、パリオリンピック金メダリストのエリース・アンドリュース(ニュージーランド)、2023年の世界チャンピオン、リー ソフィー・フリードリッヒ(ドイツ)など世界のトップライダーたちが出場。

1回戦は3組に分かれ、それぞれ2着までが準決勝へ。それ以外は敗者復活戦へと回る。

スタートリスト

佐藤が先頭で押し切り!1着で準決勝へ

佐藤とアンドリュース、注目選手が振り分けられた第1組。

佐藤は隊列の1番前でレースを進めていく。

後方の選手が位置を上げてくる中、佐藤を内側をキープし誰も前に出さずに先行。

後ろからはオリンピックチャンピオンのアンドリュースが上がってくるが、なんと3周を先頭で走り抜いた佐藤が1着。2着にアンドリュースと、強い選手が順当に勝ち上がりを決めた。

1回戦結果PDF

準決勝

3着までが決勝へと進むことができる準決勝。佐藤は最後尾からのスタートとなった。

ベルギー、オーストラリア、ニュージーランド、中国など各国の若手がそろったレースで残り2周から佐藤が仕掛けていく。

佐藤の仕掛けを見て、前の選手たちも動き出したため、位置を上げていくことができずに最終周回へ。

最後まで諦めない走りを見せた佐藤だったが、最終コーナーの前では4者並走の1番外になり前に出れず。

そのまま準決勝のフィニッシュラインは5着での通過。佐藤は7-12位決定戦へと回る結果となった。

準決勝結果PDF

7-12位決定戦

現世界チャンピオンの佐藤水菜、パリオリンピック金のアンドリュース(ニュージーランド)、2023年の世界チャンピオンのフリードリッヒ(ドイツ)と、強豪たちが名を連ねた7-12位決定戦。佐藤は先頭で周回を重ねていく。

前から佐藤、フリードリッヒ、アンドリュースの並びから、残り3周を切ってベルギーの2人が先頭へ。

残り2周を前に佐藤が位置を落としていくと、今度はフリードリッヒ、アンドリュースが飛び出していき、最後尾となった佐藤。

フリードリッヒとアンドリュースが先頭争いをする中、佐藤は前に他3人が並走していたため、道が塞がれてしまう状態に。

レースは最終周回。なんとか前の3人をかわしてフリードリッヒとアンドリュースを追う佐藤だったが最後は届かず。

フリードリッヒが逃げ切りで1着、2着にアンドリュース、僅差で佐藤が3着となり、佐藤はこの種目の最終順位を「9」とした。

大逃げのマケイグが自国優勝

決勝にはユアン・リイン、ワン・リーファンと中国から2人、アリナ・リシェンコ(個人中立選手/AIN)、アレシア・マケイグ(オーストラリア)らが勝ち上がった。

前日のスプリントで優勝したユアン・リインが4番手となり、誰もがその動向をうかがう展開となったが、残り2周半で先頭にいたマケイグが動き出す。

後方との距離が大きく開き、一気に踏み込んでいくマケイグ。開催国オーストラリアの選手が狙った大逃げに、会場のボルテージは最高潮となった。

残り2周・最終周回と、徐々に差を詰めていく後続選手たち。最終ストレートでマケイグに襲いかかっていくが、フィニッシュラインをギリギリで1番に通過したのはマケイグ。

2周半におよぶ逃げを成功させ、自身初となるワールドカップケイリンでの優勝を飾った。

2着はアリナ・リシェンコ、3着にユアン・リインという最終結果となった。

女子ケイリン リザルト

順位 選手名 所属
1位 アレシア・マケイグ McCAIG Alessia オーストラリア
2位 アリナ・リシェンコ LYSENKO Alina AIN(個人中立選手)
3位 苑丽颖 ユアン・リイン YUAN Liying 中国

決勝/7-12位決定戦PDF

佐藤水菜 インタビュー「収穫ある大会」

1/2 Page