『2025世界選手権ロード』が開催されているルワンダ・キガリにて行なわれたUCI総会において、2026年から2032年までの複数種目の世界選手権開催都市が一斉に発表された。

ニュースリリース | UCI

今回発表された世界選手権開催都市

開催年 種目 開催地
2026 マウンテンバイク・エリミネーター バルセロナ(スペイン)
2026 インドアサイクリング ダービー(イギリス)
2028 パラサイクリング・トラック リオデジャネイロ(ブラジル)
2028 トラック アスンシオン(パラグアイ)
2029 シクロクロス トレヴィーゾ州(イタリア)
2029 パラサイクリング・ロード ブラジリア(ブラジル)
2029 マウンテンバイク ノヴェー・ムニェスト(チェコ)
2029 グランフォンド メルビッシュ・アム・ゼー(オーストリア)
2030 マウンテンバイク・マラソン セルヴァ・ヴァル・ガルデーナ(イタリア)
2030 マウンテンバイク デュランゴ(アメリカ)
2030 グランフォンド ヴィラール=シュル=オロン(スイス)
2031 自転車競技世界選手権 トレンティーノ(イタリア)
2032 グランフォンド オールボー(デンマーク)

注目は『自転車競技世界選手権』

2023世界選手権トラック グラスゴー, 2023 UCI CYCLING WORLD CHAMPIONSHIPS TRACK Glasgow, Great Britain

多岐にわたる自転車競技それぞれの世界No.1を決めるべく、年に1度行われる『UCI世界選手権』。世界ナンバーワンの証である「アルカンシェル(レインボージャージ)」獲得を目指し、世界各国のトップ選手が出場する。

今回の発表では、2026−32年の13大会の開催都市が発表されたが、特に注目なのは2031年の『UCI自転車競技世界選手権』。
トラックやロードをはじめ、さまざまな自転車競技の世界選手権を1つの大会として一斉に実施する複合大会だ。

2023世界選手権トラック グラスゴー, 2023 UCI CYCLING WORLD CHAMPIONSHIPS TRACK Glasgow, Great Britain

この『UCI自転車競技世界選手権』はオリンピック前年に開かれるスケジュールとなっており、記念すべき初回大会は2023年8月にイギリス・グラスゴーにて開催、第2回大会は2027年8月にフランス・オート=サヴォワで行われることが決まっており、2027年大会はじつに「20競技」を実施。インドア・サイクルスピードウェイ、バイクポロは史上初のUCI世界選手権開催となることも注目を集めている。

そんな『UCI自転車競技世界選手権』の2031年大会の舞台は、イタリア・トレンティーノ(トレント自治州)。開催種目などはまだ不明だが、今後の発表も注視していきたい。

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