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マディソン 鹿屋体育大学がリベンジ

9チーム18人が出走したマディソン。レースは序盤から昨年同様のコンビ(前回は2位)となった鹿屋体育大学(梅澤幹太/並江優作)が攻めていく展開。全12回のポイント周回で、全チーム内で唯一ポイントを獲得し続けた鹿屋体育大学が序盤のリードを保って優勝を決めた。



大学名 選手名 ポイント
1位 鹿屋体育大学 梅澤幹太
並江優作
47
2位 日本大学 木綿崚介
新井敬太
24
3位 京都産業大学 末吉陽生
原田應佑
24

優勝:鹿屋体育大学

梅澤幹太

焦らずに行こうと思っていた序盤でポイントを取ることができた結果、余裕を持って攻めることができました。一昨年は伊澤(将也)さんと組んで優勝できましたが、去年は2位だったので、優勝することができてすごく嬉しいです。

並江優作

去年、梅澤とペアで挑み準優勝と悔しい思いをしていました。前半は抑えていくつもりが少し気持ちが昂ってしまった部分もありましたが、なんとか優勝できて良かったです。

チームスプリント 3年連続のV 日本大学

予選トップの日本大学(予選:46秒126)vs中央大学(予選:46秒286)となった決勝。実力拮抗の中、中央大学はメンバーを入れ替えて走る。結果は双方予選のタイムを伸ばせなかったものの、日本大学が46秒280で中央大学(46秒982)を突き放して優勝。松岡勇斗、町田颯、山下翔太朗のトリオが日本大学として3年連続となる栄冠を掴んだ。

大学名 選手名 タイム
1位 日本大学 松岡勇斗
町田颯
山下翔太郎
46.280
2位 中央大学 引場正弥
植松史弥
熊谷海飛
46.982
3位 法政大学 井上功志
鈴木来音
中島康征
46.623

タンデムスプリント 日本一は2年連続で日本大学

男子のみ種目が採用されているタンデムスプリント。決勝には日本大学(井上凌玖/鶴見健二)と明治大学(吉田唯斗/本田音輝)が勝ち進んだ。かつては世界選手権の種目でもあったタンデムスプリント。今では大学対抗の種目として残っているだけなので、この種目の事実上の日本一決定戦となった。勝負は日本大学がストレートで制して優勝。日本大学としては2024年に引き続き2年連続となる頂点を手にした。



大学名 選手名
1位 日本大学 井上凌玖
鶴見健二
2位 明治大学 吉田唯斗
本田音輝
3位 中央大学 植松史弥
金子颯

優勝:日本大学

井上凌玖

予選で学連記録を更新することができ、調子は良い感じていました。対戦ラウンドでは、決勝の1本目は危ない展開でしたが、「自分たちから仕掛けていければ勝てる」と自信を持って臨むことができました。後輩と組んでの大会で、リードしなくてはいけないと考えていましたが、良い経験をさせてあげられたと思います。今後は競輪選手を目指しているので、試験に向けて練習を積んでいきます。

鶴見健二

決勝の1本目は、捲られた時に自分は心が折れてしまったのですが、井上先輩が掛け声を出してくれて、踏み直すことができました。ペダリングも合っていてすごく相性が良いペアだったと思いますし、井上先輩が踏んでくれるおかげで自分もさらに力を出すことができました。来年も連覇できるように頑張ります。そして、個人種目のトレーニングもやっていきます。

個人パシュート 原田が初戴冠

原田應佑(予選トップ:京都産業大学)と遠藤大樹(予選2位:明星大学)のよる争い決勝のカード。レースは終盤に連れて徐々に巻き返していった原田が遠藤にコンマ5秒ほどの僅差で先着。大学ナンバーワンの称号を得た。最終タイムは原田が4分31秒826、遠藤が4分32秒253。

選手名 大学名 タイム
1位 原田應佑 京都産業大学 4:31.826
2位 遠藤大樹 明星大学 4:32.253
3位 大仲凜功 早稲田大学 4:34.139

オムニアム 梅澤幹太の逆転劇

3種目(スクラッチ・テンポレース・エリミネーション)を終えて暫定4位につけていた前年王者の梅澤幹太(鹿屋体育大学)がラップ(1周追い抜き)と終盤に大量ポイントを獲得し見事に逆転。2年連続となる2回目のタイトルを得た。2位には松井丈治(立命館大)。松井は暫定7位から一気にジャンプアップし、最終成績を2位とした。

選手名 大学名 ポイント
1位 梅澤幹太 鹿屋体育大学 141
2位 松井丈治 立命館大学 126
3位 木綿崚介 日本大学 109

男子トラック総合 リザルト

大学名 ポイント
1位 日本大学 88
2位 中央大学 53
3位 鹿屋体育大学 46

リザルト一覧

トラックを終えて男子総合成績では日本大学がトップとなっている。残すはロード(9月6、7日@群馬サイクルスポーツセンター)のみ。最後に総合トップに輝くのはどの大学になるのか。