選手インタビュー
中野慎詞
Q：レースを終えての率直な感想を聞かせてください。
悔しいですね。嬉しい銅メダルではありません。
Q：1回戦からの勝ち上がりの手応えはいかがでしたか？
自分から仕掛けて、主導権を握るレースをしたいと考えていました。その通りにできた予選・準決勝は良かったと思います。
体の状態も良く、いいタイムで上がれていましたし、決勝は自信を持って臨むことができました。優勝しか考えていなかったです。
Q：決勝に向けてレース、作戦はどのように考えていたのでしょうか？
展開によっては、自分が待つレースになるかなとは思っていました。
最終周に入る4コーナーあたりで動いていきましたが、迷いが出てしまい、仕掛けきることができませんでした。その結果、大外を回されることになってしまった。車間も開けていい感じだったのですが……迷ってしまったところが、自分の弱さなのかなと思います。
Q：内側からはムハマド・シャー シャローム選手が進出していく難しい展開でもありました。
シャローム選手は内を突いてくるかなと考えてはいたので、相手にチャンスを与えてしまった自分のミスです。自分に隙がある、ということだと思います。
Q：それでも、最後はなんとか大外から追い込んで3着となりました。
外を回されて厳しかったのですが、なんとか最後まで全力で踏み切りました。ただ、ゴールした後も嬉しさはゼロでしたね。
Q：今後の改善点は？
レースの中で瞬時に判断して、どの位置からでもしっかりと仕掛けられるというのが自分の長所になってきていると思います。
今日も、自分を信じて仕掛けきれていれば、もっといい結果につながったはずです。その長所を伸ばして、世界選手権に向かっていきたいです。
Q：最終日の明日は、スプリントに出場します。
高速バンクなので、予選でどのようなタイムが出せるか楽しみです。
予選をいいタイムで勝ち上がり、対戦ラウンドでも自分の力を出していければと思います。
山﨑賢人
Q：最終8位という結果となりました。
やっぱり、負けるのは悔しいですね。
準決勝、周りが動いていった時に自分もなにかしらのアクションを起こさないといけなかったです。ラスト1周で動いたのですが、全然前に届かなかった。もっと良いやり方があったと思います。
Q：1回戦では山﨑選手が押し切るかというところでムハマド・シャー シャロームで差さてしまうなど、噛み合わない1日でしたでしょうか？
あのレースは、無理やり動いて行ったわけではなく、しっかりと自分のタイミングで動いたにも関わらず最後に抜かれてしまった。自分が弱いという感じです。
Q：これがアルカンシェルを身につけての初戦となりましたが、次回以降への思いを聞かせてください。
アルカンシェルの責任をしっかり果たして、次は勝って、笑って帰りたいです。
