どこまでしていい?自転車トラック競技の「応援」
「自転車トラック競技」。競技としてはマイナーながらもオリンピック種目であり、自転車競技部の学生たちが日々勤しんでいる種目でもある。国内では国際規格のバンク(競技場)である「伊豆ベロドローム」のほか、国スポ(以前の国体)の会場など、全国各地で大会が行われる。
というわけで、案外近くで観戦する機会もあるかも?
この記事では自転車トラック競技の大会の、応援の「いろは」をお伝えしていこう。
声出しOK!
トラック競技の大会では、声を出しての応援OK!選手が良いプレーをした時、応援している選手がバンクに上がった時など、ぜひ名前を呼んで応援してみよう。
気を付ける点は、スタート直前のシーン。選手たちの緊張がMAXになるタイミングなので、ここでは少し控えめにするのが無難だ。
鳴り物OK!
選手の名前を呼ぶのが少し恥ずかしい人は、鳴り物を使ってもOK!
大会会場ではバルーンなどの応援グッズが配布されることも。これは叩いたり振ったりして音が出るものなので、ぜひ音を鳴らして会場を盛り上げよう。海外のレースではブブゼラなどを使って派手に盛り上げている。
ただし、ホイッスルやベルのような鳴り物の使用は避けていただきたい。これらは競技の進行でも使われる道具なので、観客席で鳴らされると「えっ今なにか反則があった?」などと勘違いさせてしまう可能性があるからだ(ちなみにパリオリンピックでこのような鳴り物を使っているファンがおり、配信で見ていた筆者は少々戸惑ってしまった)。
応援グッズ大歓迎!
応援うちわやタオルなど、選手を応援するグッズでアピールすることも大歓迎。他のお客様の迷惑にならない程度に、選手を応援する気持ちを目一杯示していこう。
また、レースを終えた選手が観客席をしれっと歩いていることも珍しくない。応援グッズを持っていれば、選手にサインをお願いすることも可能かも。近い距離で交流を楽しめることも、自転車トラック競技の魅力のひとつだ。
飲食(だいたい)OK!
自転車トラック競技の大会会場では、会場内で食べ物が売られていることも珍しくない。伊豆ベロドロームで行われる『全日本選手権』や『ジャパントラックカップ』では、近隣のお店や大会スポンサー企業が腕まくりして出店しにきてくれている。
現地のごはんを食べながら、リラックスして応援できることも会場の楽しみのひとつだ。ただし、ゴミの処理は会場ごとのルールに従おう。
トラック競技大会を楽しもう!
トラック競技の大会の応援の仕方は、結構自由。食事をしながらまったり楽しむもよし、最前列で名前を呼ぶも良し、全体を見渡せる席でじっくり「観戦」に注力するも良し。多種多様な楽しみ方が受け入れられている。
次の大会を、現地で観戦してみるのはいかがだろうか?新しい出会いがあなたを待っているかもしれない。
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