10月16日よりデンマーク・バレラップにて開幕した『2024世界選手権トラック』。
大会最終日の20日に行なわれた女子ポイントレースに池田瑞紀が出場した。
女子ポイントレース
女子は100周25kmで実施。10周ごとのスプリント周回で
1着:5ポイント
2着:3ポイント
3着:2ポイント
4着:1ポイント
が与えられ、ラップによる20ポイント加算も可能。
日本の池田瑞紀のほか、前年覇者のロッテ・コペツキー(ベルギー)やアニー・ウォラストン(ニュージーランド)ら強豪24人が女王の座を争う。
着実な成長を見せる池田
強豪たちがポイントを重ねていく中、残り70周を切ったところでジェニファー・バレンテ(アメリカ)とアレクサンドラ・マンリー(オーストラリア)、そして池田が抜け出して逃げ集団を形成する。
池田は周回を重ねて残り60周回で3ポイントを得ると、メイン集団を捕まえて+20ポイントも獲得。一時は暫定上位に名を連ねた。
その後は活躍こそなかったものの、アタックがあれば反応をして追い、集団の前方でレースを展開するなど随所で成長を見せるレースを展開し1ポイントを加算。最終的に24ポイントを獲得し、成績を10位としてこの種目を終えた。
全選手中、唯一の2回の“ラップ”
優勝は開催国のジュリー・レス。獲得ポイントの43ポイント中、40ポイントをメイン集団を1周追い抜きする“ラップ”で獲得。要所要所で大きなポイントを稼いだ開催国のレスが世界一の証、アルカンシェルを身に纏う結果となった。
2位は前年チャンピオンのロッテ・コペツキー(ベルギー)、3位はコペツキーと1ポイント差の接戦となったララ・ギレスピー(アイルランド)。
選手名 | チーム | ポイント | ||
1位 | ジュリー・レス | LETH Julie | デンマーク | 43 |
2位 | ロッテ・コペツキー | KOPECKY Lotte | ベルギー | 40 |
3位 | ララ・ギレスピー | GILLESPIE Lara | アイルランド | 39 |
10位 | 池田瑞紀 | 日本 | 24 |
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