佐藤水菜が東京大会チャンピオンを下して3回戦へ

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佐藤水菜

Q:1日を振り返っていかがでしたか?

予選では絶対に10秒2を出さなければならないと思っていたし、もっと上を目指していました。結果として自分の現状は10秒2だったので、「嬉しい」というよりは「悔しい」が先にきます。リザーブの梅川風子選手が、私の持っているタイムと同じ10秒4をこのバンクで出せていたので、それより上を出すのが選んでもらった責任だと考えていました。アジア記録まで出すことができたのは、まず一つ目標達成でした。

対戦の方は、今までの自分の練習、学んだことを活かした走りができたと思います。レースの展開をしっかり見て、セオリー通りにやれました。明日に向けて良い準備ができました。

Q:前日にもレースがありましたが、コンディション面はどうでしょうか?

悪くない状態で入れています。ケイリンは運要素も強い種目ですが、スプリントは実力レース。実力レースでしっかりタイムを出して勝つことができているので、準備はしっかりできていると思います。

Q:明日以降の意気込みを聞かせてください。

その日の最初のレース、オープニングレースに自分の中で壁を感じてしまっています。明日はそのセオリーをぶっ壊せるよう頑張りたいです。格上と戦うことになりますが、しっかり勝ち切ってメダル争いに食い込めるよう頑張ります。

太田りゆのコメントは別記事で紹介している:

【パリ五輪】太田りゆ引退 パリオリンピックを代表生活の区切りに/自転車トラック

次のレース予定

トラック競技6日目は8月10日、日本時間11日0:00からスタート。女子スプリント(3回戦~)、男子ケイリン、男子マディソンが行われる。

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