窪木一茂
Q:最後のポイントレースでは積極的な走りを見せていただきました。
ポイントレースは得意ですし、監督にも「いける」と言われて行きました。でも前の種目を1ケタで走り切れていれたら、と思うと悔しいです。ポイントレースが一番良かったし、攻撃することに楽しさを感じていました。
「どこかで3位に上がろう、もう1ラップで表彰台!」とボード(電光掲示板)を見ながら思っていました。最後に10点を獲ったとしても3位は厳しかったので、3ラップ目を狙いに……可能性はあったと思うんですけどね。体力が無くなるギリギリのところで走っていたので、遅れてしまいました。もう1回攻撃して成功すればいいけど、成功しなかったら完全に脚が止まって終わると思っていたので。悔いは残ります。
Q:順位の振るわなかった種目にはどのような要因がありますか?
どこか守りに入っていました。4種目をまとめないといけないので、体力を残しながら走ろうという気持ちがあったと思います。それが消極的なレースを生んで、悪い順位になってしまいました。
Q:最初のスクラッチは5位でしたが、あれは思っていたより上でしたか、下でしたか?
下でした。3位→5位→3位でポイントレースを迎えるのが理想でしたので、最低ラインが5位でした。やはりテンポレースの15位が響きました。
Q:最終種目のポイントレースにはどのように切り替えましたか?
少し休み時間が開いたので、最後だから力を振り絞ろうと考えました。スタッフに少し弱音も吐いてしまいましたが、そこで「がんばれ」と言ってもらえて背中を押してもらえました。死ぬ気で走ろう、と力を出し切りました。
Q:最終結果は6位となりました。
最後のポイントレースはすごく良かったですし、リオオリンピックの時よりも良かったと思います。でももう少しでしたね。メダルを狙って来ていたので……
もう1種目走りたいです!(4種目ではなく)5種目目を走れたら、と思います。でもマディソンに繋がる走りを見せることはできたと思います。まだ終わっていないですし、調子の良さを見せることはできたと思います。10日のマディソンに向けて準備します。
次のレース予定
トラック競技5日目は8月9日、日本時間21:00からスタート。女子スプリント、男子スプリント、女子マディソンが行われる。
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