パリ2024オリンピック直前合宿をフランスのルーベで行っている自転車トラック競技日本代表選手たち。合宿地にて、小原佑太選手にオリンピック直前の「今の声」を聞かせていただいた。

小原佑太、パリへ行く

Q:いよいよオリンピックが目前に来ました。今どのようなお気持ちですか?

何も考えて……ないです……あまり考えず、平常心の状態で臨んでいます。

Q:日本からさまざまな形で応援の声が届いているかと思います。

嬉しいですね。中学校の同級生なんかが久しぶりに連絡をくれたりして、陰ながら応援してくださる人もいるんだなと感じました。

直前合宿も仕上げの段階

Q:ルーベの合宿も仕上げの段階かと思います。手応えは感じますか?

状態に関しては、伊豆で練習した段階でも良いパフォーマンスを出せていました。フランスに来てちょっと落ちた感じはあったんですが、今週に入ってそれが戻った感覚があります。特段心配はしていません。

Q:良い時の体の数値などと比べると、現状はどうですか?

食生活が日本とは違うので、体重は少し増えてしまいました。でもそこは少しずつ調整して管理しているところです。順調にできていると思います。

Q:練習を見ると、小原選手は体が絞れており、強さを感じました。

ダイエットしてからパフォーマンスは上がっていて、チームの中でも良いパフォーマンスを出せている実感はあります。そこに関しては楽しみな部分が多いです。

Q:チームスプリント3走に関してはどうでしょう?

週の初めに合わせの練習をしたんですが、自分としては失敗してしまったと思う箇所がありました。不安材料を作ってしまったんですが、いつものパフォーマンスを見れば何も問題なく、オリンピックが楽しみな状態に入っていると思います。今がちょうど良い調子にあって、オリンピックに向けて調整できていると感じます。

Q:スプリントに関してはどうでしょう?

スプリントは、ハロン(予選の200mFTT)で何秒を出せるかというところ。まずはそこを狙っていきたいと思います。

Q:やるべきことをやりきれましたか?

自分の中ではすべてやれていると思います。

平常心、いつも通り

Q:本番当日、どのような気持ちでレースに臨みたいと思いますか?

平常心、いつも通り。いつも通りのパフォーマンスが出せれば結果はついてくると思うので、緊張せずにいきたいです。

Q:当日に最高のパフォーマンスを出すために重要なこととは、なんでしょうか?

緊張はどうしても出てくると思いますが、それをどうコントロールしていつも通りでいられるか、です。

Q:パリで成し遂げたいことはなんですか?

次に繋げられるように、自分史上最高を出したいと思います!

Q:最後に、応援してくださるみなさまへのメッセージをお願いします。

今回パリオリンピックが自分にとって初めてのオリンピックです。自分史上最高のパフォーマンスを発揮して、最高の色のメダルを獲れるよう頑張ります。応援よろしくお願いします。