日本で行われる自転車トラック競技の国際大会『ジャパントラックカップ』が5月に伊豆で開催される。
2024ジャパントラックカップⅠ/Ⅱ
開催日:2024年5月9日(木)〜12日(日)
開催地:伊豆ベロドローム(静岡県)
9・10日が「ジャパントラックカップⅠ」、11・12日が「ジャパントラックカップⅡ」。連続して2大会が実施される。
実施種目:
短距離 | 中長距離 | |||
男子 | 女子 | 男子 | 女子 | |
Ⅰ | スプリント ケイリン |
スプリント ケイリン |
エリミネーション オムニアム マディソン |
エリミネーション オムニアム マディソン |
Ⅱ | スプリント ケイリン |
スプリント ケイリン |
ポイントレース スクラッチ エリミネーション マディソン |
ポイントレース スクラッチ エリミネーション マディソン |
そもそもジャパントラックカップって何?
世界選手権に出場する国は「必ず国際大会を1つは開催していなければならない」というルールがある。ジャパントラックカップは日本の選手が世界選手権へ出場するため、絶対に必要な大会なのだ。
とはいえ日本は島国。立地の悪条件もあり、参加国を募るのはなかなか難しい。
そこで「参加するとお得ですよ!ぜひ参加してください!」とアピールするために、ジャパントラックカップは例年「2大会連続+1大会」の形式を取っている。
2024年は4日間でジャパントラックカップのⅠとⅡが連続で開催され、翌週の5月18・19日にはクラス2大会の『JICF INTERNATIONAL TRACK CUP&全日本学生選手権オムニアム大会』が開催される。若手選手がUCIポイントを獲得しつつ、実戦経験を積み、海外遠征という環境の変化を体験することができる機会となっている。
オリンピック直前のトラック競技大会
また2024大会は「オリンピック直前の国内で実施されるトラック競技大会」。パリオリンピックへの出場選手はまだ発表されていないが、その候補となる選手たちが本大会にも出場する予定だ。
「オリンピックへの壮行会」の意味合いも強くなりそうな2024ジャパントラックカップ。可能な方はぜひ現地で応援していただきたい。