第4種目:ポイントレース 執念の走りを見せる窪木
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ディラン・ビビック
ここまで暫定トップ3はディラン・ビビック、次いでエリア・ビビアーニ(イタリア)、リンジー・ド ヴィルダー(ベルギー)。
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エリア・ビビアーニ
今村が11位、窪木がエリミネーションでの落車が影響し、12位となって迎えた最終種目のポイントレース。
最初のポイント周回で、エリミネーションの落車のダメージを感じさせない走りを見せた窪木が1着5ポイントを獲得。今村も3着2ポイントを得る。
その後はしばらくポイントを得ることが出来なかった窪木と今村。序盤から中盤にかけてはエリミネーションで実力を示したアーロン・ゲイト(ニュージーランド)がポイントを量産していき、暫定順位を上げていく展開となった。
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アーロン・ゲイト
日本勢に動きがあったのは残り50周近辺から。今村がスプリントで2ポイントを得ると、残り40周では窪木も集団の前方で2ポイントを獲得。そして、ポーランドとチームインスパイアード(イギリス)の選手がアタックすると、そのアタックに反応した窪木が2人に加わり、3人で逃げ集団を形成して逃げていく。
逃げ集団としてポイントを加算し、残り20周を切ってメイン集団に追いついた窪木は更に20ポイントを獲得。スタート時の暫定12位から4位へと順位をジャンプアップさせることに成功した。
最終周回を残し、暫定3位のリンジー・ド ヴィルダー(ベルギー)が99ポイント、窪木が91ポイント、ゲートが90ポイントと銅メダル争いはまだ分からない中、今村が集団からアタックすると単独で周回を重ねていく。
そのまま今村が逃げ切って1着10ポイントを獲得。
そしてアーロン、窪木、ド ヴィルダーと並んで今村を追う上位陣のゴールスプリント勝負はアーロンが先着、次いで窪木となり、アーロンが6ポイント、窪木が4ポイントを獲得。窪木はアーロンに1ポイント差で逆転を許す形になり、男子オムニアムの最終成績を5位とした。
優勝ディラン・ビビック、2位にエリア・ビビアーニ(イタリア)、3位はリンジー・ド ヴィルダ(ベルギー)と、上位陣に変動は無し。窪木がジャンプアップの5位、今村は最後のポイント加算で最終成績を10位とした。
順位 | 選手名 | 所属 | ポイント | |
1位 | ディラン・ビビック | BIBIC Dylan | CAN | 104 |
2位 | エリア・ビビアーニ | VIVIANI Elia | ITA | 104 |
3位 | リンジー・ド ヴィルダー | de VYLDER Lindsay | BEL | 101 |
日本選手の最終順位:窪木一茂5位、今村駿介10位