自転車競技チーム「TEAM BRIDGESTONE Cycling(チームブリヂストンサイクリング)」の2024年体制及び機材サポート選手が発表された。オリンピック・パラリンピックのワールドワイドパートナーとして、「パリ2024オリンピック・パラリンピック」への出場とメダル獲得を目指す自転車競技アスリート、パラ自転車競技アスリート、パラトライアスロンアスリートへの幅広いサポートを行なっていく。
2024年体制
TEAM BRIDGESTONE Cycling | 自転車競技・ トラック/ロード |
窪木一茂・今村駿介・橋本英也・太田りゆ・長迫吉拓 兒島直樹・松田祥位・脇本雄太・新山響平・山本哲央 河野翔輝・岡本勝哉・山下虎ノ亮・徳田優 (計14人) |
機材サポート選手 | パラサイクリング トラック/ロード |
杉浦佳子(計1人) |
パラトライアスロン | 秦由加子(計1人) | |
自転車競技・トラック | 佐藤水菜・梅川風子(計2人) |
窪木一茂がキャプテンに就任
1964年に設立された「ブリヂストンサイクル自転車競技部」を前身とする「TEAM BRIDGESTONE Cycling(チームブリヂストンサイクリング)」は、2024年で60周年を迎える。
「様々な困難を乗り越えながら夢に向かって挑戦し続けるすべての人の挑戦・旅を支えていく」というブリヂストンサイクル社の思いを表現した「CHASE YOUR DREAM」を体現するべく、窪木一茂が2024年体制のチームキャプテンに、その他4人の選手が「ブリヂストン・アスリート・アンバサダー」に就任。5選手を中心に、各々の競技で表彰台を目指していく。
チームキャプテン、「ブリヂストン・アスリート・アンバサダー」の「CHASE YOUR DREAM(コメント)」を紹介する。
窪木一茂
氏名 | 窪木一茂(クボキ・カズシゲ) チームキャプテン |
出身 | 福島県 |
競技・種目 | トラック/ロード |
主な戦績 | 2023世界選手権トラック スクラッチ 銀メダル 2023アジア選手権トラック 個人パシュート・マディソン・チームパシュート優勝 2022アジア競技大会 オムニアム・チームパシュート優勝 |
日本の男子エンデュランスチーム(中長距離チーム)の力を世界に見せつけ、パリ2024オリンピックで輝きます。
自分はリオ2016オリンピックに出場しているので経験がありますが、若手は初めて行くことになります。そこで「1回目だから力を出せなかった」とならないように自身の経験を伝えつつ、同じことを自分にも言い聞かせて、オリンピックで結果を残します。そのための覚悟はできています。
今村駿介
氏名 | 今村駿介(イマムラ・シュンスケ) ブリヂストン・アスリート・アンバサダー |
出身 | 福岡県 |
競技・種目 | トラック/ロード |
主な戦績 | 2023世界選手権トラック オムニアム 銅メダル 2023アジア選手権トラック マディソン・チームパシュート優勝 2022アジア競技大会 マディソン・チームパシュート優勝 |
パリ2024オリンピックでの金メダルが目標です。それだけが全てです。8月の本戦でのオムニアム、マディソン、チームパシュートの日にベストなパフォーマンスを持って行って、金メダルを獲ることです。
橋本英也
氏名 | 橋本英也(ハシモト・エイヤ) ブリヂストン・アスリート・アンバサダー |
出身 | 岐阜県 |
競技・種目 | トラック/ロード |
主な戦績 | 2023ネーションズカップ第1戦 エリミネーション優勝 2023アジア選手権トラック エリミネーション・オムニアム・チームパシュート優勝 |
パリ2024オリンピックに向けて、金メダルの獲得を目標に走っていきます。チームブリヂストンの一員としてオリンピックを目指し、個人ではしっかりメダルを獲れる種目に集中できればと思っています。
プロ選手として長く続けるためには、結果を出し続けることが大事です。長くプロサイクリストとして、自転車の楽しさを伝えていきたいと思っています。よろしくお願いします。
太田りゆ
氏名 | 太田りゆ(オオタ・リユ) ブリヂストン・アスリート・アンバサダー |
出身 | 埼玉県 |
競技・種目 | トラック |
主な戦績 | 2023アジア選手権トラック スプリント優勝, ケイリン銅メダル 2022アジア競技大会 スプリント銅メダル |
いよいよパリ2024オリンピックがやってきます。私にとっては「それ以外の夢はない」というくらいです。2024年は私の人生にとって、1番大きなことが起こるかもしれません。それに向けて、1日1日後悔のないように活動します。
長迫吉拓
氏名 | 長迫吉拓(ナガサコ・ヨシタク) |
出身 | 岡山県 |
競技・種目 | トラック |
主な戦績 | 2023アジア選手権トラック チームスプリント優勝 2022アジア競技大会 チームスプリント優勝 |
1番の目標はパリ2024オリンピックでメダルを獲ることです。そのために、ネーションズカップやアジア選手権といった大事なレースが控えています。まずは、ここでしっかりと結果を出すことが目標です。
私は4歳から始めた自転車競技を27年間、本気で取り組んで来ました。やっと最終目標のオリンピックメダルが近づいてきました。その挑戦を皆さんに見てほしいです。