中野慎詞が優勝「誰が勝ってもおかしくないチームになっている」
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中野慎詞インタビュー
Q:世界選手権でも最後の最後でメダルを獲りましたが、今回も最終日で意地を見せました。
今回はスケジュール的にもきつかったですが、もがいても回復が早く、自分の体力の容量が増えてることを実感しました。コーチからも「キツいことはわかるけど、今後もこういうレースは増えるから自分の限界を超えろ。超えることを自分の中に入力しろ」と言われていました。思い切って全力で走るだけだと思って臨んでいました。
Q:3日間通して太田選手とやりあうレースでした。
これまでの3つでは海也が1位、自分が2位。「俺も獲れるぞ!」と見せつけてやろうと思っていました。
もちろん簡単なレースじゃないですし、賢人さんも強いです。どういう展開になるかを見ながらのレースになったんですが、終わってみて、誰が勝ってもおかしくないチームになっていると思います。
海也はやっぱり力が1枚上手ですが、そこに食らいついて、追い越してやるという気持ちでトレーニングをしていかなければと思います。
Q:来シーズンへの抱負を聞かせてください。
力は拮抗していて、練習もバチバチ、僅差のタイムだったりします。僕はダッシュ力や回転力が弱いですが、海也や小原さんはダッシュがすごく強い。そういう人たちと練習していく中で、自分の能力も少しずつ向上していると思います。
来年のネーションズカップは重要な大会となりますが、そこでも成績に残してパリに繋げられるよう、頑張っていきたいと思います。