8月9日、2023世界選手権・グラスゴー大会最終日、女子スプリントの準決勝と決勝が行われ、大観衆の声援を受けて開催国のエマ・フィヌカンが強豪リー ソフィー・フリードリッヒ(ドイツ)を下し、自身初の世界タイトルを獲得した。
女子スプリント 決勝
8月7日~9日の間で行われた女子スプリント。9日の最終日には準決勝と決勝が行われた。
頂上決戦に歩みを進めたのはエマ・フィヌカン(イギリス)とリー ソフィー・フリードリッヒ(ドイツ)。どちらも初の決勝進出となった。1本目はフィヌカンが後ろから追い込んで僅差で先着。
迎えた2本目。フィヌカンが前、フリードリッヒが後ろでレースが進む。前でフィヌカンが上手く距離を取りながらレースが進む。先に仕掛けたのはフィヌカン。フリードリッヒとの車間を2車身ほど開けてスプリント体制に入ると、そのまま並びかけることを許さずを先着。決勝を2本先取して、フィヌカンが自身初の世界タイトルを獲得した。
3位争いはエマ・ヒンツェ(ドイツ)vs エルレス・アンドリュース(ニュージーランド)。この勝負はアンドリュースがヒンツェをストレートで下し、銅メダルを獲得した。
アンドリュースはケイリンで金メダル、スプリントで銅メダルを獲得し、今大会で大きく存在感を示した選手の1人となった。
選手名 | チーム | 予選タイム | ||
1位 | エマ・フィヌカン | FINUCANE Emma | イギリス | 10.234 |
2位 | リー ソフィー・フリードリッヒ | FRIEDRICH Lea Sophie | ドイツ | 10.397 |
3位 | エルレス・アンドリュース | ANDREWS Ellesse | ニュージーランド | 10.665 |