団体種目でのパリオリンピック出場を目指すチームパシュート。イギリス・グラスゴーの8月4日には女子チームパシュートの予選が行われ、日本は順位を11位とし予選を突破することは叶わなかった。
女子チームパシュート
2023世界選手権・グラスゴー大会の2日目には女子チームパシュートが実施された。レース前のオリンピックランキングが10位だった日本にとって、パリオリンピック前の最後の世界選手権では、1つでも上の順位を狙わなければならないレースとなった(この種目はオリンピックランキングで10位までに入ればパリに出場する権利を得る)。
出走チームは計15チーム。予選で上位8チームに入れば1回戦、その後はメダル決定戦へと進む。
日本チームは第1走に梶原悠未、続いて池田瑞紀、内野艶和、垣田真穂のメンバーで予選へと臨んだ。
15チーム中4番目に出走となった日本チーム。レースがスタートすると先頭の梶原が今シーズン見せてきたように加速し、チームのスピードを作っていく。
1km地点では1分9秒台で通過するが、日本チームは2km地点、3km地点とスピードを上げることが出来ず、徐々にスピードが落ちていく展開となってしまう。最終的なフィニッシュタイムを4分25秒332とした。
その後は強豪国が出走し、少しずつ暫定順位を下げていった日本。最終組が走り終えると順位を11位として、1回戦進出は成らなかった。
予選トップは開催国のイギリスで4分10秒333の好タイムを記録した。2位はニュージーランド、3位に元日本代表中距離ヘッドコーチだったクレイグ・グリフィン氏が率いるアメリカチームとなった。
1回戦は現地時間6日に実施予定となっている。
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