2023世界選手権・グラスゴー大会の初日、8月3日に女子個人パシュートが実施され、古山稀絵が出場。全体の22位でレースを終えた。優勝は2020世界選手権ロード個人タイムトライアルの落車事故からカムバックしたクロエ・ダイガート(アメリカ)。

女子個人パシュート

女子個人パシュートには24人が出場。日本からは古山稀絵がエントリーした。去年のチャンピオンのフランチスカ・ブラウス(ドイツ)、2020世界選手権ロード個人タイムトライアルの落車事故からカムバックしたクロエ・ダイガート(アメリカ)など強豪も出場した女子個人パシュート。レースは12周、3kmで実施された。

古山のレースは、前半にスピードを上げていったものの後半に堪えることができずにフィニッシュタイムは3分44秒511。全体の22位となり、メダル決定戦進出はならず。

予選トップはクロエ・ダイガート(アメリカ)、続いてフランチスカ・ブラウス(ドイツ)、3位にブライオニー・ボサ(ニュージーランド)、4位はネア・エバンス(イギリス)

予選結果PDF

ダイガートがカムバックを印象付けて優勝

決勝は2020世界選手権ロード個人タイムトライアルの際に落車で怪我を負い、今大会が事故以来初の世界選手権となるダイガート(アメリカ)と、前回大会チャンピオンのフランチスカ(ドイツ)の対戦。

レースは最初の1kmこそ互角の戦いを見せたものの、中盤はダイガートが驚異のスピードを見せてフランチスカを追い抜き、3kmを完走することなく勝負を決めた。

3位は開催国イギリスのエバンスとボサの戦い。このレースはボサが終盤での巻き返しを見せて勝利した。

選手名 チーム タイム
1位 クロエ・ダイガート DYGERT Chloe アメリカ 3:17.713
2位 フランチスカ・ブラウス BRAUSSE Franziska ドイツ 3:20.101
3位 ブライオニー・ボサ BOTHA Bryony ニュージーランド 3:20.327

メダル決定戦結果PDF

古山稀絵選手 インタビュー

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