強豪国ドイツの表彰台を独占したのは？『2023年ドイツ国内選手権』リザルト一覧

2023/07/13

2023年6月14日から18日にかけて、ドイツ国内選手権が実施された。

近年の世界選手権でも多くのアルカンシェルを獲得しているドイツトラックチーム。『2023アジア選手権トラック』とほぼ同じタイミングで開催された本大会には、強豪選手も多数出場し好成績を残している。

この記事では、『2023ドイツ国内選手権トラック』のリザルトをお届けしていく。

ざっくりとリザルト紹介

出場メンバーのうち「国際大会でよく見る名前」の印象を受けるのは以下のメンバー。

短距離	男子	マキシミリアン・ドルンバッハニック・シュレーター
短距離	女子	リーソフィー・フリードリッヒポーリン・グラボッシュエマ・ヒンツェアレッサカトリオナ・プロップスター
中長距離	男子	ロジャー・クルーゲニコラス・ハインリッヒテオ・レインハートトビアス・バック
中長距離	女子	フランチスカ・ブラウスリアリン・トウデンベルグレナシャーロット・ライスナー

マキシミリアン・ドルンバッハ

男子短距離を圧倒したのはマキシミリアン・ドルンバッハ。全4種目を制す活躍を見せた。

2023年ではネーションズカップ第3戦ケイリンにて銀、ヨーロッパ選手権トラック1kmTTで銅メダルを獲得している。『2023世界選手権トラック』でドイツ短距離代表を担う最有力候補だ。

なお、短期登録選手として日本の競輪にも出走経験のあるシュテファン・ボティシャーは、今大会への出場を見送っている。

順位	選手名
1位	ニック・シュレーターマキシミリアン・ドルンバッハアントン・ホーン	NIK SCHRÖTER MAXIMILIAN DÖRNBACH ANTON HÖHNE
2位	ウィリー・ワイナリッヒジュリアン・イェーガーポール・シェパーツマーク・ユルチック	WILLY LEONHARD WEINRICH JULIEN JÄGER PAUL SCHIPPERT MARC JURCZYK
3位	ティモ・ビヒラールカ・スピーゲルヘンリク・ハックマン	TIMO BICHLER LUCA SPIEGEL HENRIC HACKMANN

エマ・ヒンツェ

男子同様、全4種目を同一選手が制す結果となった女子短距離。2021年のスプリント世界チャンピオンであるエマ・ヒンツェが4冠を達成した。

スプリント・500mTTでエマ・ヒンツェに続く銀メダルを獲得したのはリーソフィー・フリードリッヒ。日本の佐藤水菜を2年連続で下し世界チャンピオンの座を守り続けているケイリンでは、悔しくもDNQとなっている。

ポーリン・グラボッシュ

エマ・ヒンツェ、リーソフィー・フリードリッヒとともに世界選手権チームスプリントで2連覇を果たしているポーリン・グラボッシュは、チームスプリントで金、500mTTで銅メダルを獲得。

ケイリンでは決勝にて落車のアクシデントに巻き込まれ同着4位。大きな怪我はないと自身のSNSでコメントしている。

順位	選手名
1位	リーソフィー・フリードリッヒポーリン・グラボッシュエマ・ヒンツェ	LEA SOPHIE FRIEDRICH PAULINE SOPHIE GRABOSCH EMMA HINZE
2位	サンドラ・ハインツェルアレッサカトリオナ・プロップスターララ・ジャガー	SANDRA HAINZL ALESSA-CATRIONA PRÖPSTER LARA-SOPHIE JÄGER
3位	リアリン・トウデンベルグフランチスカ・ブラウスラナ・イバール	LEA LIN TEUTENBERG FRANZISKA BRAUSSE LANA EBERLE

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